世界初折りたたみスマホを開発した中国「ロヨル」、経営不振により全従業員休業3カ月を発表

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

短信

世界初折りたたみスマホを開発した中国「ロヨル」、経営不振により全従業員休業3カ月を発表

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

「世界初」とされる折り畳みスマートフォンを商品化したことで知られている中国テック企業の「柔宇科技(Royole、ロヨル)」が、4月から3カ月間、全従業員を休業させると発表した。経済メディア「証券時報e」が4月6日に伝えた。

同社では昨年9月から給与未払いが続いていると報じられていたが、この影響で従業員の離職が大幅に増加していることも明らかになった。同社社員によると、今年初めには1800人だった従業員数が、現在は700人まで減少しているという。

ロヨルは2012年に設立され、フレキシブルエレクトロニクス技術を基盤に、フレキシブルディスプレーや折りたたみ式スマートフォンなどを生産している。広東省深圳市、北京市、香港のほか、米シリコンバレー、オランダ、東京などにもオフィスを構えている。

19年第4四半期にはシリーズFで3億ドル(約360億円)を調達しており、現在の評価額は60億ドル(約720億円)を超えている。しかし、ここ数年は多額の投資が生産に結びつかず、資金繰りに苦しんでいた。

21年には上海証券取引所のハイテク企業向け市場「科創板(スターマーケット)」への上場を申請したものの、審査を通過できなかった。目論見書によると、20年上半期だけで9億6000万元(約180億円)の純損失を出している。これは前年通期の損失額に近いものだった。

新興パネルメーカー・ロヨル、給与未払い発覚。資金繰り不安強まる

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録