自動運転支援システムで「スマートカー」の実現目指す。中国「MAXIEYE」がシリーズCで資金調達

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自動運転支援システムで「スマートカー」の実現目指す。中国「MAXIEYE」がシリーズCで資金調達

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自動車のスマート化を手掛ける「智駕科技(MAXIEYE)」がこのほどシリーズC1で「韋豪創芯(INNO-CHIP)」「澐柏資本(Cedarlake Capital)」「愛芯元智(Axera Semiconductor Technology)」から戦略的投資を受けたと発表した。この3社とリソースなどの面で協力し合い、自動車のスマート化と未来のモビリティのために尽力していく。

今回調達した資金はスマート運転の先端技術開発への投資や自動運転レベル2以上の乗用車量産のためのサプライチェーンに充てられる。

智駕科技は昨年5月に「復星創富(Fosun Capital)」が出資を主導したシリーズA+で「清研資本(TSARI CAPITAL)」や既存株主から資金を調達しており、同年11月にも自動車電装品メーカー「徳賽西威(Desay SV Automotive)」が主導するシリーズBで3億元(約60億円)を調達した。

智駕科技は2016年設立。主に乗用車と商用車向けの運転支援システム(ADAS)や自動運転システム(ADS)およびソリューションを手掛けており、自動運転レベル0から4までの技術とサービスに対応している。創業者の周聖硯氏は米マサチューセッツ工科大学で自動運転を研究するカール・イアグネマ(Karl Iagnemma)氏に師事し、創業チームの主要メンバーは自動車メーカーや国際的なティア1(完成車メーカーの一次請け)出身者だ。

現在、智駕科技は乗用車と商用車の分野ですでに実用化と量産を実現している。乗用車ではコストパフォーマンスの高い自動運転レベル2と高度なスマート化という2つの分野に照準を合わせ、クルーズコントロール機能やナビゲーション補助システム (Navigate on MAXIPILOT)のオプションが選べる「MAXIPILOT®」というソリューションをリリース済みだ。

MAXIPILOTの1.0バージョンでは基本的なレベル2の運転支援機能に対応。PLUSバージョンはより機能を充実させたレベル2++クラスで、高速道路や都市部のバイパスなどの運転に対応。5つのミリ波レーダーと1つのカメラに加え、高性能のアルゴリズムプラットフォームを搭載している。

智駕科技は昨年すでに中国自動車メーカー2社の車種にレベル2の運転支援システムを搭載しており、今年は乗用車でより多くの車種にレベル2+の運転支援システムを搭載する予定だ。

年内には引き続き自動運転レベル2システムの量産を進めるほか、データと鳥瞰図を利用した次世代のスマート運転先端技術プラットフォームを構築する。スマート運転の先端技術と中央集約型のソフトウェア・ハードウェアアーキテクチャに基づいて、より強力な処理能力を持ち複雑な場面に対応できる次世代コア技術とソリューションを構築していく。

商用車の分野では智駕科技は法規重視の安全志向の製品から市場主導のスマート化ソリューションへと移行しており、すでに数十万セットのプロダクトを出荷済みだ。ブランドシェアは80%以上になる。今年中には大型トラック企業や物流ソリューションのサプライヤーなどと共同で、幹線輸送などを担う大型トラックの自動運転を実現する予定だ。

今回の資金調達に関して韋豪創芯の董事総経理を務める梁龍氏は次のように語る。「自動車のスマート化という流れの中で、CMOSイメージセンサ、ミリ波チップ、自動車用アルゴリズムチップなどが急速に成長している。その中でも中国のティア1は業界のグローバル化やソフトウェア・ハードウェアの実用化を推進する重要な役割を担っており、智駕科技のプロダクトもすでに乗用車と商用車の分野で市場や顧客から高い評価を得ている。創業者も業界で豊富な経験を持ち、ソフトウェアアルゴリズムやシステムがすでに広い範囲で使われ始めていることから、同社はADASや関連システムを短期間で実装できる能力を備えている」
(翻訳・山口幸子)

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