レノボ元役員が立ち上げたスマートホームブランド「Cozyla」、初の資金調達で約8億円獲得

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レノボ元役員が立ち上げたスマートホームブランド「Cozyla」、初の資金調達で約8億円獲得

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海外市場を狙うスマートホームブランド「Cozyla」がこのほど、初めての資金調達ラウンドで 4000 万元(約7億8300万円)を調達した。

Cozylaは2022年に設立された。創業者の姚立CEOは中国パソコン大手の聯想集団(レノボ・グループ)に20年勤務し、グローバル事業副総裁、スマート&コネクテッドデバイス事業部の総経理を務めた。

スマートホーム製品( AIとIoTの機能を有するデバイス)は世界のオンライン消費の主要な製品だ。独市場調査会社「Statista」のデータによると、スマートホーム製品を毎日使用する家庭は2026年までに世界で5億7370万世帯になる。アマゾンのマーケティングツール「Product Opportunity Explorer」によると、スマートホームはアマゾンで急成長している潜在力の最も高いカテゴリーの一つだ。

Cozylaシリーズは、北米の25 歳以上で家庭があり、子供がいて、一軒家に住む人を主なターゲットにしている。中産階級以上で、北米で最も典型的な家庭像だ。これからスマートクラウドスクリーン、スマートフォトフレーム、スマート目覚まし時計、スマートコントロールパネルなどのシリーズを展開する予定だ。初の製品であるスマートフォトフレーム「Album」は、11月初めに正式に発売された。

機能面では、現在販売中の他社のスマートスクリーンやフォトフレームと比較するとCozylaは以下の優位性がある。人物認識に基づく自動シェア機能、AIが適切な画像を探して選ぶスマートリコメンド機能、ユーザーが写真を送ると同時にアプリで字幕や背景の説明を加え、本物の人の声を使って場面のイメージを膨らませる機能だ。

販路は小売店とEC だ。小売店はウォルマートのようなチェーンストア、 Bestbuyのような家電量販店、コストコに代表される会員制スーパー、Lowe’s(ロウズ)やホームデポといったホームセンターの主に4つに分かれる。ECは主にアマゾン、自社サイトおよび各小売企業のネットショップで販売する。カテゴリー分類が難しい商品であるため、今後は自社サイトに力を入れる予定だ。

Nixplay、Aura、Skylightのような米国企業のほか、一部の中国EC企業も類似した製品を取り扱う。姚CEOは、Cozylaの強みは商品力、開発力と販売力を合わせた総合力にあるとみる。中国のECブランドに比べると、Cozylaの開発力やサプライチェーンの能力はいずれもレノボのスマートホーム事業部を受け継いで複雑な技術を統合する能力を備えると同時にオフラインの小売資源にも競争力がある。Cozylaは中国本土にサプライチェーンとエンジニアを確保しているため、米国企業と比べるとソフトウェアやハードウェアの統合やコスト面で優位性がある。

ビジネスモデルは、ハードウェアの販売とクラウドサービスの2本柱だ。姚CEOは、今後2、3年はハードウェアの売り上げをメインとしてまずハードウェアでユーザーを取り込み、その後クラウドサービスが売り上げの15%以上を占めることを狙っている。姚CEOは、ニーズを満足できるなら米国のユーザーはソフトウェアサービスに料金を支払う意思は十分にあるとみており、「まずは来年の売上高5000 万ドル(約68億円)が目標だ」と話している。

今回Cozylaに出資した「宇澤資本(Y・Z Capital)」は「中国から海外へ進出する製品は以前の高コストパフォーマンス製品からブランド化されたハイエンド製品に移行している。Cozylaはハイエンドの人材、製品、サービスを備えており、欧米のハイエンド市場を速やかに切り開いていくだろう」と話している。

(翻訳・36Kr Japan編集部)

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