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	<title>中科富海 | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア</title>
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		<title>中国で水素エネルギー企業の上場や資金調達が相次ぐ、北京からは新たなユニコーン誕生</title>
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		<dc:creator><![CDATA[n.murayama]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 01 Oct 2023 23:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[スタートアップ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>ここ数年、新エネルギー産業の活況に伴って、リチウムイオン電池分野で多くの上場企業が生まれたほか、水素エネルギー...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ここ数年、新エネルギー産業の活況に伴って、リチウムイオン電池分野で多くの上場企業が生まれたほか、水素エネルギー分野でも企業の資金調達や上場が相次いでいる。</p>
<p>燃料電池を手がける億華通（SinoHytec）は今年1月に香港証券取引所へ上場し、国鴻氫能（SinoSynergy）と中鼎恒盛（GDHS）も新規公開（IPO）を果たした。また、国氫科技（Spic Hydrogen Energy Tech）は昨年、シリーズBで45億元（約900億円）を調達し、企業評価額が130億元（約2600億円）に達している。</p>
<p>最近では「中科富海（Fullcyro）」もシリーズCで8億元（約160億円）を調達した。同社の資金調達は2016年以降で6度目となる。</p>
<div style="width: 1029px" class="wp-caption aligncenter"><img fetchpriority="high" decoding="async" src=" https://img.36krcdn.com/hsossms/20230825/v2_c6466db2880b49368d4fa1837e6e57de@000000_oswg178243oswg1019oswg773_img_000?x-oss-process=image/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1 " alt="" width="1019" height="773" /><p class="wp-caption-text">企業の資金調達実績</p></div>
<h3>中国科学院が育成する水素エネルギーのユニコーン企業</h3>
<p>2016年に北京市で設立された中科富海は、中国科学院理化技術研究所（IPC）が実質的に支配する国有企業だ。極低温20～2K（ケルビン）のコア技術を有し、大型低温冷却装置の関連事業を手がけ、液体水素、大型ヘリウム冷凍機、水素液化装置、LNG（液化天然ガス）・BOG（ボイルオフガス）ヘリウム抽出装置、希ガス分離精製装置などの先進的な低温機器のほか、水素エネルギー活用システム、高純度ガス、産業ガス、ガスエンジニアリングなどのサービスも提供している。</p>
<p>同社の製品開発はここ数年で大きく進展した。2019年に初の中国製となる冷凍能力200W@4.5Kヘリウム冷凍機を韓国に輸出、中国初となるキロワットクラスのヘリウム冷凍機内蔵コールドボックスの納品、1日1.5トンの液化水素を生産できる中国初の水素液化装置内蔵コールドボックスの製造に成功した。20年にはLNG工場BOGヘリウム抽出プロジェクトを落札したほか、1日の生産能力1.5トンの水素液化装置の輸出を受注した。</p>
<h3>水素エネルギー産業のネックはコスト</h3>
<p>水素エネルギーは環境にやさしく高効率で、多様な貯蔵・輸送方法に対応でき、活用シーンが幅広いという特長があり、大きなポテンシャルを秘めたクリーンエネルギーの1つとなっている。</p>
<p>中国は現在、世界最大の水素製造国で、2021年の製造量は3300万トンを超えた。中国水素エネルギー聯盟の予測によると、中国の水素需要は政府が炭素排出ピークアウトを目指す30年に年間3715万トン、カーボンニュートラルを目指す60年に年間1億3000万トン前後に拡大する見込みだ。</p>
<div style="width: 1090px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" src="https://img.36krcdn.com/hsossms/20230825/v2_760d2fbf852b4d47a4e9e0707d8110e7@000000_oswg174750oswg1080oswg750_img_000?x-oss-process=image/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1 " alt="" width="1080" height="750" /><p class="wp-caption-text">中国の水素年間製造量（万トン）</p></div>
<p>水素エネルギー産業は川上の製造、川中の貯蔵・輸送、川下の活用という3つの部分からなる。中国では現在、化石燃料を使った水素製造が主流だが、二酸化炭素排出量やサステナブルの観点から、将来的には電解水からの水素製造が主流になると見られている。</p>
<p>また水素は危険物のため輸送に高い安全性が求められ、貯蔵や輸送が水素エネルギーの発展を阻むボトルネックとなっている。中国の水素供給システムは比較的後れており、貯蔵、輸送、充填など川中のコストが高い状態だ。中科富海は、水素の大規模な貯蔵・輸送に注目し、特に液体水素の製造、貯蔵・輸送、活用に重点を置いている。</p>
<p>川下の活用において、水素はエネルギー密度がリチウムイオン電池よりも高いため、交通分野では一部リチウムイオン電池に取って代わることができ、自動車、船舶、航空機、家庭用蓄電池、化学工業などでの活用が見込まれる。また、水素エネルギーで走る燃料電池自動車（FCV）は、これから産業チェーンが発展していく重要な方向となっている。</p>
<div style="width: 1090px" class="wp-caption aligncenter"><img decoding="async" src=" https://img.36krcdn.com/hsossms/20230825/v2_b290b84310724db18ce3d29775867790@000000_oswg414995oswg1080oswg735_img_000?x-oss-process=image/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1 " alt="" width="1080" height="735" /><p class="wp-caption-text">水素エネルギー産業チェーン</p></div>
<p>水素エネルギー分野は、トヨタに代表される日本の自動車メーカーがリードしてきた。 トヨタは1992年に水素技術の研究開発に着手し、2014年に初の量産型FCVとなる初代「MIRAI」を発売、20年には第2世代を市場に投入した。しかし、FCVの販売台数は伸びていない。エネルギー産業関連のポータルサイト国際能源網（IN-EN.com）によると、22年末時点でMIRAIの世界販売台数は累計2万2000台に満たないという。</p>
<div style="width: 790px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://img.36krcdn.com/hsossms/20230825/v2_a2ad6165365b45d8afaf5bd4c5f1d6b7@000000_oswg635936oswg780oswg493_img_000?x-oss-process=image/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1 " alt="" width="780" height="493" /><p class="wp-caption-text">第2世代のMIRAI（画像：トヨタの中国公式アカウント）</p></div>
<p>水素エネルギーの大規模な活用が進まないのは、コストの高さが大きな要因だ。水素エネルギー産業はまだ発展の初期段階にある。水素は製造、貯蔵、輸送のプロセスが複雑で、研究開発コストが高い上、巨大なインフラを建設する必要があるため、燃料電池のコストが高止まりし、価格面ではリチウムイオン電池に太刀打ちできない。</p>
<p>中国は近年、FCVを水素エネルギー開発の足がかりとして製造、貯蔵・輸送、充填、燃料電池、システムインテグレーションなどの主要な技術と生産工程を確立しており、一部の地域ではFCVの小規模な実証実験を行った。しかし、中国の水素エネルギー産業は複数の先端技術やコア材料において、世界の先進的なレベルには届いていない。</p>
<p>現時点で、世界のFCV市場はまだ規模が小さい。統計によると、2022年の世界販売台数は約1万7900台、うち中国は18.8％に当たる3367台だった。</p>
<div style="width: 1059px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" src=" https://img.36krcdn.com/hsossms/20230825/v2_c6302dc86edb48acbda79183b55842a3@000000_oswg230785oswg1049oswg771_img_000?x-oss-process=image/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1/format,jpg/interlace,1 " alt="" width="1049" height="771" /><p class="wp-caption-text">世界のFCV販売台数および中国のFCV生産・販売台数</p></div>
<p>水素エネルギーを手がける企業は、研究開発に多くの資金を投じているにもかかわらず、受注量が少ないため、ほとんどが採算の取れない状態に陥っている。ここ数年に提出された目論見書を見ても、水素エネルギー関連企業は赤字になっていることが多い。</p>
<p>作者：格隆滙新股（WeChat公式ID:ipopress）</p>
<p>（翻訳・大谷晶洋）</p>The post <a href="https://36kr.jp/251917/">中国で水素エネルギー企業の上場や資金調達が相次ぐ、北京からは新たなユニコーン誕生</a> first appeared on <a href="https://36kr.jp">36Kr Japan |  最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
		
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