KyligenceはBラウンド融資で1,500万ドルを獲得、前処理からデータベースまでの処理を爆速に

今日、Kyligenceは斯道资本(富达国际有限公司”Fidelity International Limited”が所有する投資機関)による融資を筆頭に、既存の株主である红点中国、思科、宽带资本など有し、順調に資本と1500万USドルのBラウンド融資を獲得したことを発表したのだ。以前、Kyligenceは2016年4月に红点中国による数百万USドルのエンジェル融資を獲得し、その後、2017年4月には宽带资本による 800万USドルのAラウンド融資と一緒に、红点中国は引き続き投資したのだ。

Kyligenceは、HadoopのデータベースとOLAP製品を目標に、2016年初頭に上海で設立された。

次の図に示すように、Kyligenceはビッグデータプラットフォームとディスプレー層の間のデータマート/ OLAP層に位置する。下部のデータソースは、Hive、SparkSQL、Kafkaなどから提供される。上部のディスプレー層は、TableauのようなBI製品だ。現在、Kyligenceは、Greenplum、Teradataなどの従来のデータベースと、”偶数”などのスタートアップ製品もサポートしている。

Tableauは、基礎となるデータベースと直接リンクすることもできるが、中間層があることで、いくつかの利点がある。

1.従来のGreenplum、Teradataなどのデータウェアハウスは、数千億データを処理分析する際、処理速度が遅くなる。Kyligenceはビッグデータに基づいた分布式構造で、当初企業がGreenplumにインポートしたデータに相当し、現在Kyligenceプラットフォームで分析ができる。

2.Kyligenceは統一された分析アクセス層で、上部のTableauなどは、下部の異なるデータベースへのアクセスが必要なく、標準のSQL言語であるKyligenceに直接接続するだけでいい。実際、それはまた、「データのプラットフォーム」という概念として理解することもできる。

3.Kyligenceは様々なビジネス分析モデルを、Cubeの形式を通して組織、整理することが可能だ。一般的な操作をAIと計算方法によって事前に処理し、企業がデータ分析を要求して来た時に、すぐに分析結果が得られるのだ。

もちろん、この「前処理工程」は、一定の空データを必要とする。なぜなら「本質的に一定の空きデータを用いて、時間のプロセスに変える」からだ。Kyligenceの創設者兼最高経営責任者(CEO)の韩氏は、”我々は多くの技術開発もしている。仮に、元データが100Tだったとすると、現在は20%-30%のスペース、つまり20-30Tのスペースで、90%のシーンがスピードアップできる。検索動作は1秒未満の遅延を実現できるのだ。システム使用後は、並行性が向上し、データ分析の際、最初からデータをスキャンする必要はなく、あらかじめ計算した結果を直接読み取るだけでいいのだ。”と語った。

異なるビジネスモデルに対しても、企業が以前Greenplumを使用していた時の過去のデータ分析も、今のKyligenceは自動的にやってしまうのだ。

現在、Kyligenceは主に金融、小売、製造、電気通信およびその他の業界で使用されていて、顧客の新しいビジネスでKyligenceを使用する一方で、以前のビジネスデータ移行もKyligenceに委託できるのだ。 それで「増加していくマーケットと既存のマーケットの両方がある」と韩卿氏は述べた。

Kyligenceは最近、AIや強化されたデータベースの分析技術を搭載したKyligence Enterprise v3.0とKyligence Cloud v2.0を発売した。 「以前の検索エンジンと比べると、新しいKyligence Enterpriseの検索速度は15倍と速くなるのと同時に、50%ストレージ容量の節約が可能になった。」とKyligenceの共同創設者兼CTO李扬氏は語った。

強調して言えることは、Kyligenceの設立チームのメンバーはeBay、IBM、マイクロソフト、モルガン・スタンレー、SMGデータなど有名なインターネット及びデータ会社をはじめ、Apache Kylin™ の主要貢献者など、さまざまなオープンソース・コミュニティにおいて、活躍した人たちで、Apache Kylin™は中国チームで初めて、ASF(Apache Software Foundation)のトップレベルのプロジェクトに貢献した会社だ。

Kyligenceには現在100人以上の従業員がいることが分かっている。 顧客には、Guotai Junan、Huawei、China Unicom、OPPO、SAIC、Pacific Insurance Group、China UnionPayなどがあり、米国の顧客も多い。 顧客単価の平均は100万元級である。

今回の資金調達後、Kyligenceは米国と欧州などの国際マーケットを開拓しながら、製品の研究開発を増やし、販売市場を拡大し、コミュニティ投資を拡大することだろう。

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