ファーウェイ、スマートホームソリューションを発表 通話可能のスマートTVも

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12月21日、ファーウェイはスマートホーム戦略とそれに関連するソリューションを発表した。また、スマートテレビの新製品「Sシリーズ」もリリースした。同社のコンシューマー事業担当CEO余承東氏によると、今後のファーウェイはアプリ「智慧生活(「スマートライフ」の意)」を中心に、各種スマートデバイスの展開やアップデートによって、日常生活の利便性を高める機能を追加していく予定だ。最終的には、エンタメ、セキュリティ、ヘルスケア、家事、オンライン教育、リモートワークなど、すべての応用シーンをカバーすることを目指す。

ファーウェイが公表したデータによれば、智慧生活は4億台のデバイスにインストールされており、アクティブユーザーは5400万人以上、アプリ経由の操作は1日10.8億回に上る。

現在様々なスマートデバイスが登場しているが、互いの繋がりはまだ弱い状態だ。ファーウェイの戦略は、デバイス同士の繋がりをまず強化しようとするものだと言える。同社がIoTのために開発した「鴻蒙OS(Harmony OS)」が、スマートフォンにも搭載されたことで、この戦略を打ち出したのだ。

ALL IN ONEソリューション

スマートホームソリューションの「ALL IN ONE」は、ホストとなるデバイス、2つのネットワーク、その他複数のデバイスからなる。2つのネットワークとは電力網と通信網のことであり、余承東氏はこのソリューションによって、「スマートデバイスを通して、電気、水道をもコントロールできるようになる」と話す。

このソリューションの導入には、電力網と通信網を一つのケーブルでまかなえるようにする工事が必要になるが、工事自体は簡単で、電気技術者1名で作業できるという。さらに、従来分かれていたモデム、ルーター、電源タップも一つの装置に統一することができる。

工事を伴うため、ホストとなるデバイスの設置場所は、その家に合わせて決めることが必要となる。そうなると商品のみを販売する従来の店舗では対応できず、設置、メンテナンスまでをカバーできる体制が必要だ。これについて余氏は、従来のスマホ販売チャネルを改編し、こうしたソリューションの販売にも対応できるようにすると話した。

Sシリーズ製品の一覧

ホストとなるデバイスの形態は、ファーウェイの構想ではスマートテレビとなっている。今回発表されたSシリーズは、その重責を担うものだ。Sシリーズは55インチ、65インチ、75インチの3サイズで、それぞれ2機種の計6機種からなる。55インチモデル以外は、120Hzのリフレッシュ・レート対応だ。

テレビ視聴以外の機能では、内蔵オンラインカラオケ、インターフォンとの連動、オンライン通話などが目を引く。特にオンライン通話は、解像度1920×1080の動画に対応し、スマートテレビ同士の通話、スマートテレビとスマホの通話、スマートテレビとスマートウォッチの通話がともに可能だ。

また、リモートワーク需要に応えて、最大4者が参加する最長45分間の無料オンライン会議が可能だ。45分後に通話を終了し、再度接続すれば何回でも使用できる。

同スマートテレビの55インチモデルは3299元(約4万6000円)で、即日、予約受付を開始し、12月26日に正式に発売される。65インチと75インチモデルは、来年1月8日に発売する予定だ。

(翻訳・小六)

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