欧州での新規株式公開後、自動運転バス研究開発企業「Navya」が再度3800万ユーロの資金調達

自動運転というのは、もう完全に消費者向けの自動運転車だけではなくなっている。

36Krが何度も報じたことのある「Navya」は法人向け自動運転バスを提供するフランスのスタートアップ企業だ。彼らは今年7月24日に正式にパリのユーロネクスト取引所に上場し、3800万ユーロ(約48億円)の資金調達に成功した。発行時の時価総額は1.9億ユーロ(約240億円)、現在価格は18.88億ユーロ(約2,373億円)と、やや割り引かれた。

最近、「Navya」はヨーロッパ投資銀行(European Investment Bank)から合計3000万ユーロ(約37.9億円)の資金調達をしたと発表し、資金は生産研究開発とマーケティング等に使う考えだ。

Navyaは2014年に設立し、中心製品のNavya Armaは2015年10月にリリースされ、完全電動オートメーション、15人乗り、最高時速は時速45km/h。Navya Armaは既に100台以上生産されており、その内の89台がアメリカ、フランス、ドイツ、スイス、日本、オーストラリアを含む17か国で導入されている。それ以外にもNavyaはNavya Armaの小型版バスを開発しており、プロジェクト名は「Autonom Cab」で、近々公表される予定だ。

Navya以外にも、36Krが以前報道したイージーマイル(Easymile)も同様に自動運転バスの研究開発と生産に力を入れている。

イージーマイルは自動車部品のトップ企業コンチネンタル(大陸集団)の出資を獲得し、リースや販売等で多くの国の私営バス会社や私営企業の受注を獲得した。例えば、日本のイオングループは、イージーマイルの主力車種「EZ10」を何台も導入し、無人運転バスを(イオンモール幕張新都心に隣接する)豊砂公園内で小規模に試験運用している。他にも日本のIT関連企業DeNAも敷地内でイージーマイルの無人運転バスによりスタッフの送迎をしている。

それと同時に海外メディアの報道によれば、今年5月アップル社と大衆汽車(フォルクスワーゲン)がスタッフ送迎自動運転バスの計画で契約したようだ。ダイムラーとロバート・ボッシュも現在サンフランシスコへ自動運転バスサービスを提供している。

このように、消費者向け自動運転車よりも、公共交通の自動運転バスの方がもしかするとより早く実現するかもしれない。

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