テマセクのポートフォリオ、中国市場の割合最大 21年3月期

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テマセクのポートフォリオ、中国市場の割合最大 21年3月期

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【新華社北京7月20日】シンガポールの政府系ファンド、テマセク・ホールディングスがこのほど発表した2021年3月期決算によると、同社の投資ポートフォリオに占める中国市場の割合は27%で、首位を維持した。同社の呉亦兵中国地区総裁は「今期は中国ポートフォリオの規模が5020億元になった。われわれは市場の力強い回復の契機をつかんだ」と表明した。

新型コロナウイルスは投資活動に直接的にも間接的にも、また短期的にも長期的にも影響を与えたが、呉氏は中国経済の回復周期が他国より早く、新型コロナ対策も功を奏しているとの見方を示す。「企業などミクロ経済主体から中国のイノベーションとサプライチェーン(供給網)の効率が全体的に向上していることが分かった。イノベーションは各産業、サプライチェーンの各プロセスに浸透している」と説明し、中国経済が長期的に上向くことを確信していると述べた。

中国の政策策定については、長期的なカウンターシクリカル(逆周期)調整を軸とし、相対的に揺れ動く世界の市場環境の中で安定力を長期間維持していると指摘。「大きな流れで言えば、中国は引き続き重要な投資市場となる。われわれは中国市場を長い目で評価している」と述べた。

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