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【新華社北京8月19日】中国インターネット検索大手、百度(バイドゥ)の創業者で董事長兼最高経営責任者(CEO)の李彦宏(ロビン・リー)氏は、18日開かれた「百度世界大会2021」で、自動運転配車サービスプラットフォーム「蘿卜快跑(Luobo Kuaipao)」を発表した。
李氏によると、バイドゥの自動運転車が既に複数の地域で試験運転されており、将来的には「蘿卜快跑」マークを付けた車が無人タクシーサービスを提供していく。ユーザーはアプリ経由でロボタクシーの予約ができるという。同サービスは今後3年以内に30都市で導入される見通しとなっている。
今年上半期(1~6月)までに、バイドゥの自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」は延べ40万人を乗せ、テスト走行距離1400万キロ以上、自動運転特許件数2900件以上となっており、北京市や広東省広州市、湖南省長沙市、河北省滄州市で有人サービスを開始している。今後、運営都市と関連サービスを拡大し、さらなる問題点を解決していく。
自動運転分野では既に「後半戦」の競争が始まっており、大規模な商業化が業界発展のポイントとなっている。「蘿卜快跑」は過去2年間のApollo運営経験を踏まえ、消費者に商業化・多様化した付加価値サービスを提供し、自動運転配車サービスの普及を加速させていく。
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