アリババ系物流企業の菜鳥、パキスタンのEC企業と提携 越境物流サービス向上へ

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アリババ傘下の物流企業「菜鳥網絡(Cainiao Network)」(以下、菜鳥)と、同じくアリババ傘下でパキスタン最大の電子商取引(EC)企業「Daraz」がこのほど、提携を発表した。菜鳥がDarazの公式物流パートナーとなり、越境物流サービスの向上を図る。

Darazのプラットフォームを利用する中国の越境EC事業者は、両社が提供する総合的な物流サービスを享受できるようになる。菜鳥が中国国内での集荷、国際輸送、デジタル通関およびワンストップ型のアフターサービスを提供し、Daraz傘下の宅配サービス企業「Daraz Express」とそのパートナーがラストワンマイル配送を担当する。

物流のスマート化により、Darazのプラットフォームで注文した商品が配達されるまでの所要時間は20~25%短縮され、以前より最大で2日早くなるという。

Darazは2012年に設立され、18年にアリババが買収した。

(36Kr Japan編集部)

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