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【新華社北京9月19日】中国自動車大手の上海汽車集団はこのほど、新型クロスオーバー純電気自動車(BEV)「MG MULAN」を世界で発売すると発表した。予約販売価格は国内が12万9800~18万6800元(購入補助金控除後価格。1元=約21円)、欧州が3万1990~3万7990ユーロ(1ユーロ=約143円)。2023年までに主要モデルを80カ余りで発売する。同日には1万台の「MG MULAN」が上海海通国際自動車埠頭から欧州に向けて出荷された。
上海汽車集団は、研究開発やマーケティング、物流、部品、製造、金融、中古車などを集約した世界市場向けの自動車産業チェーンをすでに構築している。海外では米シリコンバレー、英ロンドン、イスラエル・テルアビブで3大研究開発イノベーションセンター、ロンドンと独ミュンヘン、東京で3大設計センターを構える。また、タイ、インドネシア、インド、パキスタンに生産拠点・組立工場を4カ所、部品生産研究開発拠点を100カ所余り、マーケティング・サービス拠点を1800カ所余り展開するほか、東南アジアやメキシコ、南米西部、欧州などに通じる国際航路7本を運航している。
同社の製品とサービスはすでに90カ国・地域余りに拡大し、欧州とオーストラリア・ニュージーランド、米州、中東、東南アジア諸国連合(ASEAN)、南アジアという六つの市場が形成され、海外販売台数は累計で300万台を超えている。同社の21年の海外販売台数は前年比78.9%増の69万7千台に上り、6年連続で中国自動車メーカー首位の座を守った。今年1~8月の海外販売台数は前年同期比56.7%増の58万台に迫っている。
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