家電大手の美的集団、イタリアにヒートポンプ生産拠点建設

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【新華社北京10月18日】中国家電大手・美的集団のビル関連事業部門、美的楼宇科技事業部は14日、欧州の新たな生産・研究開発拠点をイタリアで着工した。6千万ユーロ(1ユーロ=146円)を投資し、ヒートポンプの生産センターと研究開発センターを建設する。年間生産能力は30万台で、2024年第2四半期(4~6月)の生産開始を見込む。

美的楼宇科技は16年、冷却水循環装置やヒートポンプ、空気処理・浄化装置を主力製品とするイタリアのセントラル空調メーカー、Clivetを買収し、欧州セントラル空調市場の開拓に力を入れてきた。新拠点の完成後はコア部品を欧州で生産し、ヒートポンプの受注から納品までの期間をこれまでの5カ月から1カ月に短縮し、美的集団の欧州でのヒートポンプの生産能力や納品効率を一段と高めることができる。

美的集団によると、カーボンニュートラル(炭素中立)を背景に、電気で熱を移動させるヒートポンプは再生可能エネルギーの利用装置として注目を集めている。欧州のヒートポンプ市場規模は将来的に3773万台に達し、商業や工業の需要を加えれば長期的な市場需要は4千万台を超え、今後5年間の年平均伸び率は18%に上るとみられる。

美的楼宇科技事業部海外営業担当の程林(てい・りん)氏は、ヒートポンプは将来、美的集団の重要な成長事業となり、同集団の国際化プロセスにおいても重要な製品となると語る。ヒートポンプの海外販売台数は今年に入っても着実に増えている。美的集団の試算によると、イタリアの生産拠点は稼働から3年で投資を回収できる見通しだ。

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