アリババ、テンセントとのサービス連携進む ネットスーパーがWeChatで利用可能に

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アリババ集団傘下のネットスーパー「天猫超市(Tmall Mart)」がこのほど、テンセント(騰訊控股)のチャットアプリ「WeChat(微信)」に「天猫超市小鐺家」というミニプログラム(小程序)を立ち上げた。アリババ系の主力電子商取引(EC)サイトがWeChatにミニプログラムを開設するのは今回が初。

ミニプログラムのトップページには天猫超市のロゴと「天猫超市送貨上門(天猫超市がご自宅にお届け)」という説明文が記されている。概要説明によると、ミニプログラムの開発者は「杭州昊超電子商務」。企業情報サイト「企査査(Qichacha)」によると、同社はアリババ傘下の「淘宝中国控股(Taobao China Holding)」の子会社だという。

アリババが今回テンセントのWeChatに天猫超市のミニプログラムを開設したことについて、業界に詳しいアナリストは「両社が進めているサービス連携の一環で、アリババが今後WeChatでECサービスを展開するためのテストだろう。将来的に両社がEC以外の分野にもサービス連携の場を広げていく下準備になるとも考えられる」との見方を示した。

(36Kr Japan編集部)

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