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中国自動車大手「浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding Group)」(以下、吉利)の李書福・董事長が、英高級車メーカー「アストンマーティン・ ラゴンダ」に追加出資し、持ち株比率を最大10%まで引き上げ、提携関係を強化する方向で検討している模様だ。ブルームバーグが報じた。
吉利は2022年9月末にアストンマーティンの株式の7.6%を取得し、第5位の株主となったばかり。9月29日の終値に基づくと、吉利の出資額は6660万ポンド(約110億円)となる。
吉利の李東輝・最高経営責任者(CEO)は当時、「当社には電気自動車(EV)やインテリジェント・コネクテッド・ビークル(IVC)に関する技術的蓄積がある。アストンマーティンが今後より大きな成功を収め、収益性を向上させることに寄与できるだろう」と述べていた。
現在のところ、アストンマーティンの第2位の株主はサウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)で、持ち株比率は18.6%となっている。
(36Kr Japan編集部)
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