7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
人工知能(AI)とビッグデータを手がける中国のスタートアップ「明略科技(Mininglamp Technology)」が2021年以降、複数回にわたって人員削減を進めていることが分かった。ある従業員によると、ピーク時には5000人以上だった従業員が、すでに1000人を切っている可能性があるという。
明略科技は2014年に設立され、ビッグデータ分析・マイニングおよびコグニティブインテリジェンスを主力事業とし、一時は中国で最も評価額の高いスタートアップ企業と呼ばれるほどに成長した。同社の成長を支えたのは、創業者の呉明輝氏が同社設立前に提供を開始していたインターネット広告のデータ分析プラットフォーム「秒針系統(Miaozhen Systems)」で、ピーク時には市場シェアの7割を占めた。
同社は設立後、事業範囲を公共安全やデジタル都市、金融、交通、産業用インターネットなどに拡大した。ある業界関係者は「短期間で事業範囲を広げすぎた結果、それぞれの事業の精度が低くなり、業績低迷につながった」との見方を示した。
中国企業情報サイト「企査査(Qichacha)」によると、明略科技は15年以降、資金調達を6回実施している。テンセント(騰訊控股)が出資を主導した19年のシリーズDと20年のシリーズEでは、計50億元(約1000億円)超を調達した。同社は産業用インターネットの面で、テンセントと深いパートナーシップを結んでいる。
(36Kr Japan編集部)
7月1日より、これまで36Kr Japanのメディアで提供していた記事のうち、一部スタートアップ企業に関するニュースについては、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」の会員限定で提供します(初期段階では無料会員も対象とします)。まだ登録されていない方は、ぜひそちらをご利用ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録