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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「愛馳汽車(Aiways)」が、従業員への給与支払いを滞らせていることが明らかになった。同社が給与遅配で注目を集めるのは、分かっているだけでも今回が4回目だ。
愛馳汽車は2017年に設立され、これまでに9回の資金調達を実施。出資者には、中国テック大手のテンセント(騰訊控股)や車載電池大手のCATL(寧徳時代)などの有名企業が並ぶ。現在は、「愛馳U5(Aiways U5)」と「愛馳U6(Aiways U6)」の2車種だけを発売している。
同社は20年6月に正式に納車を開始して以降、年間3000台前後を販売してきた。しかし、23年に入ってからは販売台数が急激にしぼみ、1月は29台、2月が26台、3月が37台で、3カ月合わせても100台に届かなかった。
(36Kr Japan編集部)
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