自動運転ソリューションの「宏景智駕」、サウジアラムコ傘下のVCから新たに数億円を調達

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

スタートアップ注目記事

中国自動運転ソリューション企業、サウジアラムコ傘下のVCから新たに数億円を調達

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

自動運転ソリューションを提供する「宏景智駕(Hongjing Drive)」がこのほど、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ傘下のベンチャーキャピタルProsperity7 Venturesから数千万元(数億円)の追加出資を受けたと発表した。宏景智駕は2022年2月に、Prosperity7 Venturesから1億元(約20億円)超の戦略的資金を調達している。

2018年に設立された宏景智駕は、乗用車と商用車の両方に向けてソフト・ハードウエア一体型のスマートドライビングソリューションを提供してきた。同社のソリューションはレベル1~4の自動運転に対応しており、上海汽車集団(SAIC)や長城汽車(GWM)、奇瑞汽車(Chery Automobile)、比亜迪(BYD)など自動車メーカーの計30車種に採用されている。同社は中国国内4カ所に研究開発センターを設け、安徽省合肥市と上海市に生産拠点を構えている。

今回調達した資金は、次世代先進運転支援システム(ADAS)および高度な自動運転ソリューションの開発、生産能力の強化に充て、高まり続ける自動車メーカーのニーズに応えていくという。宏景智駕がProsperity7 Venturesの持つ中東および世界中のリソースを活用して積極的に海外に進出し、グローバル化を加速させることが期待される。

*2023年5月27日のレート(1元=約19.9円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録