中国の発電設備容量、再エネが石炭抜く

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中国国家能源(エネルギー)局は7月31日、国内の6月末時点の再生可能エネルギー発電設備容量が13億2200万キロワットと全体の48.8%を占め、石炭火力発電を抜いたと発表した。
 
全国の発電設備容量は前年同期比10.8%増の27億1千万キロワットで、内訳は水力発電が4億1800万キロワット、風力発電が3億8900万キロワット、太陽光発電が4億7千万キロワット、バイオマス発電が4300万キロワットだった。
 
再エネ発電設備容量の急速な伸びと電力システムの調整電源に対する需要急増を受け、新型エネルギー貯蔵プロジェクトの実施が加速し、設備容量も急速に増えている。6月末時点の新型エネルギー貯蔵施設の規模は出力が1733万キロワット、容量が3580万キロワット時、エネルギー貯蔵時間は平均約2時間となった。1~6月に稼働を開始したエネルギー貯蔵施設は出力が約863万キロワット、容量が1772万キロワット時に上り、これまでの通年規模に相当した。
 
1~6月の全社会電力消費量は5.0%増の4兆3千億キロワット時だった。再エネによる発電電力量は1兆3400億キロワット時で、うち風力・太陽光は23.5%増の7291億キロワット時だった。
(新華社北京)

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