【COP28特集】中国テンセント、脱炭素技術の国際コミュニティープラットフォーム「炭LIVE」を発表

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気候問題を話し合う国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)が閉幕した。最新の統計によると、参加者は10万人近くに上った。省エネ・温室効果ガス削減、気候変動への対応という共通目標のため、167カ国から来た各分野の代表がドバイに集まった。

皆掲げる目標は同じだが、各分野の力をどのように結び合わせればよいだろうか。どうすれば自分に必要な脱炭素技術や資源に関する知識、協力パートナーを効率的に見つけられるだろうか。

テンセントはCOP28で脱炭素技術イノベーションのコミュニティ「炭LIVE」国際版を正式に発表した。このプラットフォームは、テンセント持続可能社会価値事業部(SSV)カーボンニュートラル研究室とテンセントクラウドが協力して開発した。炭LIVE国際版では、脱炭素を実現するために資金を投じている世界のすべてのスタートアップ、投資機関、技術を利用する企業、シンクタンク、政府などが自身の能力を発信したり、必要なサポートを受けたりすることができる。

例えば、CCUS(二酸化炭素回収、有効利用、貯留)に取り組んでいる企業を知りたければ、炭LIVE国際版の「イノベーションチーム」ページでこの分野のトップレベルの事業者を調べることができる。資源消費を抑えたエコな展示会を催したいのであれば、炭LIVE国際版の「製品技術」ページを見れば展示用の繰り返し使える資材を扱うメーカーと連絡を取ることができる。足を運ばなくてもコミュニティプラットフォーム上で世界各地のユーザーとつながり、情報や知識を得ることができるのだ。

炭LIVE中国語版 画像はテンセント提供

テンセント持続可能社会価値事業部副総裁でテンセントカーボンニュートラル研究室責任者の許浩氏は「中国語版は期待をはるかに超える反響があった。中国語版プラットフォームの発表からこれまでの1年弱で、すでに1000以上の組織が登録し、さまざまな活動で協力している。予想をはるかに上回る利用があったため、このプラットフォームを世界に広げることにした」と話す。

COP28で発表された炭LIVE国際版は、このコミュニティを世界に向けて開放し、世界のために奉仕する公益脱炭素デジタルプラットフォームとすることを目指している。

COP28の議長国アラブ首長国連邦(UAE)が12月1日に主催したグリーンテックに関するフォーラムでは、テンセントやゼロ・エミッションのエコシティを目指すUAEの「マスダールシティ」など世界のパートナーが共同で「気候技術革新連合」イニシアチブを提唱し、パートナーネットワークの拡大を宣言した。

フォーラムの様子、画像はテンセント提供

この連合に世界的な投資機関のInvestcorpが 加わり、7億5000万ドル(約1000億円)のファンドを設立した。連合内の脱炭素関連の製品、サービス、技術を手がける企業に資金を提供する。

気候技術革新連合はCOP28の議長国UAEが主導する組織で、世界の気候分野の先駆者や実践者を集めて気候技術分野のイノベーション支援に注力することで、世界の気候に関するエコシステムの構築を加速する。

現在マッキンゼー、LinkedIn、アジアインフラ投資銀行、シーメンス、マサチューセッツ工科大学(MIT)などを含む世界30以上のトップレベルの脱炭素技術の企業や投資機関がプラットフォームに加わる予定だ。テンセントが今回発表した炭LIVE国際版は気候技術革新連合が公式に支援するもので、連合設立以来初の取り組みとなる。

*2023年12月22日のレート(1ドル=約142円)で計算しています。

(翻訳・36Kr Japan編集部)

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