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中国の調査会社BCIがこのほど、2023年11月(W44〜48)の中国ハイエンドスマートフォン市場のメーカー別シェアを発表した。米アップルの「iPhone」シリーズは、前年同期比で21%の減少となり、辛くも50%強を守った。23年1〜6月のシェアは67%に達していた。
多くの調査会社はすでに、中国市場での「iPhone 15」シリーズの予想販売台数を下方修正している。中国のCINNO Researchは、23年の販売台数は1000万台程度になるとの見通しを示した。
アップルが中国スマホ市場全体でもシェアを減らす一方で、国内メーカーの小米(シャオミ)、栄耀(Honor)、華為技術(ファーウェイ)の3社は着実にシェアを伸ばしている。23年12月4〜10日(W49)は、シャオミが16.3%で首位に立ち、アップルは15.9%で2位に甘んじた。Honorとファーウェイはいずれも15.8%とアップルに肩を並べた。
米アップルの製品に詳しい「天風国際証券(TF International Securities)」アナリストの郭明錤(ミンチー・クオ)氏は、24年のファーウェイのスマホ出荷台数は23年の2倍近くに増加し、少なくとも6000万台になるとの予測を示している。
(36Kr Japan編集部)
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