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日本のロボットベンチャー「GROOVE X」は2月1日、癒やし系ペットロボット「LOVOT(らぼっと)」の専門店「LOVOTストア」の中国1号店を、上海市徐家匯のランドマークと呼ばれるショッピングモール・港匯恒隆広場にオープンした。
GROOVE Xは2015年に設立され、テクノロジーの進化と人間らしい生活のギャップを埋めるやさしい存在として、LOVOTを開発した。身長43センチの小さな体には50個以上のセンサーが搭載されており、ユーザーの呼びかけに即座に反応する。柔らかな機体を抱き上げれば、ほんのりと温かい。また、人を識別し学習するラーニング機能が搭載されているため、一緒に暮らすうちに動きや声が変化し、個性が生まれる。
19年に日本で発売されると瞬く間に注目を集め、世界中から「自分の国でも販売してほしい」との声が寄せられたという。GROOVE Xは最初の進出先に中国を選び、23年6月に一般販売を開始した。そして今回、海外初のLOVOTストアを出店する運びとなった。
GROOVE Xの最高クリエイティブ責任者(CCO)を務める藤原ヒロシ氏は、日本のファッション・カルチャーをリードしてきた人物で、中国でも絶大な人気を誇る。中国プロジェクトでもクリエイティブやブランディングを担当し、LOVOTと共に暮らす新しいライフスタイルを提案していく。
(36Kr Japan編集部)
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