良品計画、中国で低価格小型店舗「無印良品 500」出店へ 「拡大の好機」

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生活雑貨店「無印良品」を運営する良品計画は、2024年9〜11月期の売上高と純利益が過去最高を記録した。とくに中国市場での売上高が大きく伸びた。良品計画の清水智社長は25年1月にメディアの取材に応じ、「中国での出店拡大の好機がやってきた」と述べた。

良品計画は2025年夏、日本国内で「無印良品 500」の名称で展開している低価格の小型店舗を、中国に初出店する計画だという。コストパフォーマンスの高さで中国の顧客の支持を集める狙いとみられる。無印良品 500の売り場面積は従来の無印良品の約6分の1と小さく、文房具やスナック菓子など
500円以下の日用品や消耗品が約7割を占める。低価格小型店舗を中国に出店する背景には、中国の景気低迷と価格競争がある。

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トランプ米政権は中国など海外からの輸入品に高い関税を課す可能性がある。良品計画は北米事業が伸び悩むことを見越し、無印良品の知名度が欧米よりも高く、サプライチェーンが充実している中国を中心に、アジアでの出店に比重を置く方針とみられる。

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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