中国EC大手「JDドットコム」、4〜6月は増収減益 フードデリバリー事業が利益圧迫
公開日:
中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)は8月14日、2025年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比22.4%増の3567億元(約7兆5000億円)と、過去3年間で最高の伸びを記録した。一方、純利益は51%減の62億元(約1300億円)に落ち込んだ。
中核の小売事業は堅調で、売上高は20.6%増の3101億元(約6兆5000億円)。うち電子機器・家電販売が23.4%増の1789億8200万元(約3兆8000億円)だった。
注目されるフードデリバリーなど新規事業部門の売上高は198.8%増の138億5000万元(約2900億円)だった。京東は2月にチェーン店中心のフードデリバリーサービス「京東外売」を開始。市場シェア拡大を急いでコストが膨らみ、新規事業部門の営業損失は前の期の13億2700万元(約280億円)から大幅に拡大し、147億8000万元(約3100億円)となった。
京東の許冉CEOは決算発表会で「フードデリバリー事業では1~2カ月の短期的な成果ではなく、長期的に持続可能なビジネスモデルの確立を目指す。小売事業との相乗効果を引き出すことで、グループ全体の持続的かつ健全な成長の原動力としたい」と述べた。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)