中国発ロボットハンド「INSPIRE-ROBOTS」、数十億円規模を調達 2025年出荷数は1万台超

中国のロボットハンド企業「因時機器人(INSPIRE-ROBOTS)」はこのほど、シリーズC1・C2で数億元(数十億~百数十億円規模)を調達した。出資者には、中国移動(チャイナモバイル)傘下の鏈長基金、深創投(SCGC)、北京市人工智能産業投資基金などが名を連ねる。今回調達した資金は、主要技術の研究開発と製品の供給や、グローバル市場展開の拡大などに充てられる。

ヒューマノイドの“手”が主戦場に。Agibotがロボットハンド部門を独立、量産体制へ

因時機器人は2016年の設立以来、ロボットハンドのソフト・ハード両面にわたるフルスタック技術を蓄積してきた。小型モーターや遊星ローラーねじ、減速機、センサーなどの主要な部品についても自社開発・自社生産を実現している。現在、同社は自由度の高さ(高・中・低)や用途に応じた幅広い製品ラインアップを揃えており、研究開発から実用化に向けた初期検証を終え、本格的な量産フェーズに移行している。業界屈指の「高い安定性」を強みに、2025年通期の出荷台数は1万台を突破。その事業領域は中国国内にとどまらず、すでに欧米市場への進出も加速させている。

*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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