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テンセント(騰訊)傘下のコミュニケーションツール「QQ」がこのほど、画像・動画投稿機能「小世界」をリリースした。この機能は一部のユーザーにのみ公開され現在内部テスト中、ローンチはいつになるか分からない。「小世界」はQQに組み込まれたまったく新しいコンテンツコミュニティーで、主に若者層の趣味の共有をメインとしている。機能設計はインスタグラムに似ており、ユーザーは最多9枚の画像、または1分以内の動画を投稿できる。
現在、この機能のポータルは「好友動態(友達のタイムライン))」のすぐ下にあり、Wechat(微信)モーメンツのすぐ下に置かれている「視頻号」と類似している。これはQQチームが「小世界」に多くのアクセス件数の優先度を与えるための表れでもある。
解説
テンセントが最初にリリースしたQQはすでに20年がたつ。QQユーザーのWechatへの移行とその他の多元化されたSNSアプリが台頭する中で、この「元老クラス」は現在ユーザーの減少の危機にさらされている。テンセントの決算報告では、2019年第4四半期のQQスマート端末の月間アクティブユーザー数は前年比7.5%減の6億5000万人となっている。今回QQが「小世界」をリリースした狙いは、趣味コミュニティーの構築でユーザーを引き付け、現行のユーザーを引き留めることにある。
※本記事は「中国商業新聞CBNS」の提供です。
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