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最近、格安ECプラットフォーム「拼多多(Pinduoduo)」が航空券業務をアプリに搭載した。鉄道チケットと同様に航空券販売への入り口は、アプリのトップページにある「チャージセンター」内に設置されている。同社は鉄道チケット業務について「乗車券購入は観光地の入場チケットなどのバーチャル商品と類似しており、アプリを利用するユーザーがこのようなニーズを持っていることが分かったため、サービスのプラグインを追加しただけで、独立した業務としてリリースする予定はない」と説明している。
オンライン旅行最大手の「携程(Trip.com)」や「同程芸龍(Tongcheng-Elong)」などの専門的なOTAプラットフォームと比べ、ECプラットフォームはより多くのユーザートラフィックを集めており、トラフィックがあれば需要があり、需要があればビジネスチャンスとなる。このため、ECプラットフォームがオンライン旅行業務を行うことは、もはや目新しいことではない。中国3大ECプラットフォームの中では、アリババが「飛猪(Fliggy)」、京東が「京東旅行(trip.jd.com)」を運営しており、さらに6億人以上の年間アクティブユーザーを抱える拼多多が同事業への進出を狙っている。
OTA業界の関係者によると、航空券の手数料は2~3%で、鉄道チケットは完全に手数料0で儲けにはならないという。しかし、鉄道チケットと航空券は、オンライン旅行業務を拡大させるための基礎であり、「モビリティ-宿泊-観光」などのユーザーを囲い込むクローズドループを実現するための一つの鍵となっている。ユーザーはプラットフォームで乗車券や航空券の購入を済ませ、そのついでにホテルや旅行などの商品を利用する可能性がある。
(翻訳・Zhihang)
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