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中国電子商取引(EC)大手アリババグループが運営する海外向けECサイト「全球速売通(アリエクスプレス)」によると、今年の春節(旧正月)連休期間(1月28~2月4日)中、海外消費者の購買意欲は高く、プロジェクター、イヤホン、ゲーム機などの従来商品の売れ行きが好調だった。また、掃除機、コーヒーメーカー、腕時計、ブレスレットなどの新興ブランドの人気も高まり、世界中で人気の「年越し商品」となった。
同社の担当者は「各国で消費に新たなトレンドが見られる」と紹介。フランスでは、コンピューター・オフィス用品、フィットネス・ボディーメーク商品などがよく売れ、米国では、ウィッグやゲーム機などのパーティー用品が人気だった。韓国では、サイクリングやキャンプがブームで、スポーツ用品大手、361度国際(361ディグリーズ・インターナショナル)の売上高が大幅に伸びた。越境ECの持続的な発展に伴い、海外消費者の消費ニーズは、軽量で安価なものから、多角的なものへと広がりつつある。
同社は24年初め、「国産ブランドの海外進出に向けた100億元(1元=約21円)の補助金」計画を打ち出した。補助金の支援を受け、スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)やパソコン大手の聯想集団(レノボ・グループ)など複数の国産ブランドは、1日当たり売上高が100万ドル(1ドル=約152円)を超えた。【新華社北京】
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