小人数クラスと一対一クラスの戦いは収束の兆し

36Kr情報によると、オンライン子供英語教育ブランド「魔力耳朵」がAラウンドで1.2憶元の資金を調達し、Hillhouseがリード投資、真格教育基金が共同投資したという。

Hillhouseキャピタルは、“魔力耳朵チームが教育の本質を深く理解し、製品の技術とユーザー体験を重視している。教育効果と運営効率の双方に配慮を加える上に、教育資源の最適化を促進する“と示した。

真格教育基金の姜敏副総裁は、“一対一の企業は市場に長年のユーザー教育を行い、オンライン子供英語教育のニーズが十分に呼び起こされている。オンライン教育が広く市場に受け入れた後に、少人数クラスはより広い範囲の英語教育需要に満足している。魔力耳朵はまさにこのスピード成長を遂げている新市場にいる“と示した。

魔力耳朵はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を基づいて、4-12歳の中国の子供を対象に再開発したカリキュラムである。授業料は年間平均4000-7000元ほど。保護者に授業時間を自由に選択する唯一のカリキュラムで、クラス人数を90%満たすことができるオンラインクラス商品でもある。受講生は1万人を超えて、リピーターは80%だという。

「魔力耳朵」の本ラウンドの融資は一つ大きな背景においてあることが理解できる。
先月、VIPKIDは5億ドルのD+ラウンド融資を実現し、業界最大の論争を一層紛らわしくさせた:1対1と少人数クラス、どちらが未来?

36Krは少人数クラスの金磊氏を特別取材し、答えを探す試みをした。嬉しいことに、我々は取材中に少人数クラスのロジックをより理解しただけでなく、オンライン教育サービスの相違も再認識した。

教育出身の創業者は、今の教育の弊害を見て、新技術を使って改良していく考えだ。技術は更に優秀な教師を引き寄せ、またはより平等なクラス、より高い効率の練習等を取り入れる。一方インターネットの構想はとても典型的、ユーザーの的確な需要をあげて、可能な限りの手段を使ってそれを解決する。

前後両者はそれぞれの優劣があるが、金磊の取材を通して、インターネットは教育製品に対しより改革的アイデアを備えている事が分かる。

取材内容を4つの主要問題にまとめた。

1.先生固定、クラス固定、1対1クラスは優れた教育体験と関係あるかどうか?

2.先生固定、クラス固定と1対1指導形式を止めて、教育の質をどのように高めるのか?

3.資金の豊富なライバルに対して、何が一番の悩みか?何に最も悩みを持っていないか?

4.物理的接触の教育を除いて、なぜオンラインは必ずオフラインを取って代われるのか?

Q&A:

先生固定、クラス固定、1対1指導クラスは優れた教育体験と関係あるかどうか?

先生固定とクラス固定は伝統オフライン教育の産物。

長年やってきているが、この方式が最も優れた効果があるという意味ではない。地理位置、教師数量の制約等から、養成学校は決まった先生と決まったクラスしか提供できない。ユーザーが選択する可能性が極めて小さい。

サイト運営会社は、技術の許容範囲内で、ユーザーに可能な限りハードルの低い体験商品を提供するべきだ。ハードル低い体験の一つは、戦略コストを減らし、どの時間帯もユーザーが品質安定のサービスを受けられることである。「魔力耳朵」はまさに、随時予約受付、随時レッスン、クラス非固定、クラスメイト非固定、先生非固定を商品化している。

1)先生固定の擁護者たちは、先生固定の場合は、子供の状況をより理解するうえで個々に適した教育を提供することができると主張している。しかし、金磊氏は、インターネット時代の個性化教育そのものは、個別の先生による学生理解に頼るべきではなく、自分の研究ノウハウを使って個性化教育を実施できる先生は非常に少ない。構造化データの累積分析技術による学生に対する理解は大半の先生の能力より遥かに上だという。

学生一人一人の特徴と欠点は、「魔力耳朵」からみれば、”カルテ”みたいに保存しないといけない。

カルテがあれば、病気の時、診療担当医が同じ先生かどうかは、その都度の心配が要らなくなる。きちんと履歴記載したカルテは先生の適切な診断に手助けになる。それで、非固定の先生であっても、その学生に応じた学生報告書は適切な教育を施す助けになると「魔力耳朵」は考えている。

2)それに、個性化教育はクラス固定、先生固定と相反するものだ。それぞれのクラスにレベルが異なる学生がいる。レベルが違う時に、同一クラスの子供は違ったレベルのクラスに入らなければならない。その先生も変えなければいけない。だから実際のところ、少人数クラス形式の個性化教育も先生非固定とクラス非固定を求めることになる。

3)また、1対1の支持者は、通常学生の発言時間をたたえる。一般の印象では、1対1は先生が一人の生徒に全ての注意力を注ぎ、他の学生との発言争いはない。

しかし、金磊氏はさらに、発言品質の角度からこの問題を見る。特に、低学齢児童の場合、外国人教師の意味を理解できないと、先生は他の選択肢がなく子供に口を開かせるほかにないのだ。しかし、小人数クラスにしては、子供達の中に真似と競争を生じるようになって、発言の積極性も増えてくるはずだ。

4)そのほかの反対者は、同級生非固定は学生の違和感を引き起こして、活躍度を下げるという。金磊氏は、価値観を持った大人はよく知った同類の人との付き合いを必要とする。しかし、生まれつき子供は同世代の知らない人と付き合うことができる。遊びや、早押しクイズ等通して、新しいクラスメイトと学習モードに入るのが早い。実際に、4人の子供が連携して発言する品質は1対1より高いと語った。

ただ最終的に、発言品質に関する論争は数字化される事はできないだろう。

口開く効果だけでの判断は人によって違うばかりではなく、学習効果を影響する要素が多く、その内多くは外国人教師クラス以外のところで起こっている。「魔力耳朵」のネット商品は外国人先生のクラスばかりではない。優れたコスト構造の小人数クラスはより多くサービスを搭載する事が可能である。これは次の問題で話す。

固定先生、固定クラスと1対1の指導形式を止めたら、教育の品質をどうやって高めるか?

「魔力耳朵」は固定クラスと固定先生を放棄して、先生を選ぶ権利も親たちから剥奪した。親たちは特定の先生を予約することができない。プラットフォームにしてみれば、消費者購入したのはプラットフォームの教育サービスである。特定の先生のサービスではない。この形式でプラットフォームが品質安定のサービス提供できる。教育品質が良くないと先生を予約した親が選択ミスと愚痴る事が出来るとしたら、「魔力耳朵」での体験が良くないと、口コミに直接影響することになるからだ。

こう見ると、「魔力耳朵」は本質において滴滴(DIDI)と非常に似ている。プラットフォームが保証すべきなのは、ユーザーが常にまとまったサービスが受けられることである。これは滴滴、特に滴滴専用車商品では、高効率な配車システムを意味し、ドライバー、車両状況コントロールの正確さとユーザー行為の分析による更に精度を高めたサービス系統の確立である。

ただ、「魔力耳朵」に当てはめると、一番先は授業の組み合わせだ。昨年下半期に、「魔力耳朵」の入学率は70%ぐらい、今年はすでに90%に達した。学生数増加とデータ量の拡大は、入学率上昇の一つの原因である。

ほかの部分の原因はユーザーデータ次元の増加だ。「魔力耳朵」ソフトウェアにおいて、毎回クラスで学生の発言回数、語彙の使用状況から、彼らが使う単語、表現、文章作りと流暢さの状態を把握できる。

更に、授業の後に先生は生徒のレベルに基づいて封鎖式問題を採点し、データを構造化にする。さらに開放式問題も解答している。それらは次の授業を始める先生の下準備の“カルテ”になる。

尚、毎日の練習クラスにも、システムと中国人先生が生徒のレベルを採点している。

それで、授業前であろうが、授業中または授業後にもシステムは学生の学習レベルデータを収集している。金磊氏は、今のシステムでは、一人の学生が臨時加入又は授業をキャンセルになっても、全員のコースをリアルタイムで一度更新することが可能だといっている。
2番目は、滴滴専用車ドライバー管理システムと同じように「魔力耳朵」は教員研修を非常に大切にしている。

市場に少人数クラスは外国人教師が少ない。1対1に比べて、少人数クラスの先生の現場コントロール力が強い。更に少人数クラスに合ったシステムツール操作の勉強も必要だ。先生が授業中またはシステム操作中に行き詰まったら、生徒の授業体験を影響する。学生の誰かが詰まっても同じだ。他の学生に待たせて、酷い体験になりかねない。

それで、少人数クラスの研修任務の重さはある程度小人数クラスの発展速度を制約していると言える。しかし、研修に比べて、最も重要なのは教師問題を即時に発見することだ。

金磊氏は「魔力耳朵」はソフトウェアに頼って、教師のプラットフォーム操作又は教育内容に不慣れな問題をリアルタイムで発覚することができる。それから狙いをつけた訓練をするという。

先生はプラットフォームオペレーティングシステムを熟知するのは極めて重要なことだ。ユーザー体験に直接影響、更に体験製品自身にも影響するからだ。「魔力耳朵」自社所有の教育プラットフォームの多くには第三者生放送プラットフォームが備えてない機能を持っている。例えば、小人数クラスで、先生が生徒に発音を訂正・真似させるときに、生徒スクリーン上の先生窓をクリックし拡大、生徒に口の形をはっきり見せる事ができる。第三者プラットフォームはこのような機能を備えていない。その殆どはマルチスクリーン小窓形式だ。

このような製品細部に先生の熟練した操作があってこそユーザーの体験を高められる。だから、先生が機能操作に熟練しているかどうかはシステム側としては把握する必要がある。

3番目はユーザーデータに基づくサービスシステムの確立

滴滴は千人千面にキャンペーン活動を通して、オーダーを増やす。「魔力耳朵」は、ユーザーデータに基づく教育効果を高めることだ。

前章に話している1対1と小人数クラスでは発言効果が判断しにくいというのは、発言効果を影響する要因が多いからだ。「魔力耳朵」の復唱キャンプもその中の一つ。

昨年8月からスタートしたWeChat復唱キャンプは魔力耳朵のレギュラー製品である。1年コースに6期21日復唱キャンプが含まれており、キャンプの教育体系はメインコース枠と整合する。外国人教師と中国人教師が共同で教える。

その中に、外国人教師はコース概要に結びつく知識解説と例示読みを担当する。学生が復唱動画をアップロードした後に、名門校出身の中国人教師が1対1で学生の発音を指導する。其のほかに、クラスごとに教務先生を配備、情報フィードバック又は学生の親との交流を担当する。

21日間会話キャンプの役割は、授業後の復習と強化練習だ。授業前に予習しておき、動画映像を授業前に放送する製品と比べて、魔法の耳はコース設計の連携性により重視している。ゲーム連携や復唱採点形式を通して、学生の授業理解度を把握・記録をする。

1対1より小人数クラスの優れたコスト構造は、「魔法の耳」に外国人教師以外のサービス提供を実現可能とさせた。学生の毎日の会話練習とリアルタイムのフィードバックを確立するのみならず、授業後の勉強場面創設と学習データの蓄積も実現できたことから、コース設計の効率を上げることになった。

本質的に、この形式はとってもインターネット的だ。

一つの場面から可能な限り多いデータを収集、それに基づきより多い場面を創設、更にこれらの場面から多次元のデータを獲得、最後にデータを個々の場面を補って、ループを閉じる。「魔力耳朵」は最初から伝統教育関連の教育形式を離れて、インターネットと連携している。

資金が豊富なライバルがいて、あなたの一番の悩みは何?何が一番心配にあたらないか?

ライバルの多くは融資金額が大きい。その中に一部経済戦略の合理性が欠ける会社も含まれている。

ライバルが広告に大金を投入する事に決して恐れてないと金磊氏がいう。広告効果は最終的に転化率になる。広告は知名度を上げることが可能だが、好評は時間かけて蓄積するものだという。

セールス誘導の形式もある。これらは融資でユーザー増加のデータを保持する必要があるからだ。「魔力耳朵」の戦略と製品が的確であれば、余計な心配はいらないと金磊が見解を示す。

物理的接触の教育を除いて、なぜオンラインは必ずオフラインの替わりになるえるのか?

スポーツ、手作り工芸など手を取って教える内容を除いて、知識技能類の教育は最終的にオンライン化になる。

オンラインではオフラインにない高度な専門知識持つ教師と出会える。更に、オンライン上大量の構造化データの蓄積が可能な一方、オフラインは難しい。

当初タオバオが実店舗に取って代わる事が出来ないと言っている人は、洋服は試着して生地を触る事が必要だと言っている。しかし、今は、品質評価と信用度をクリアすれば、一年の洋服をネットから購入する人が益々増えている。

金磊氏はオンラインがオフライン教育に替われないとの見方を信じてはいない。

これは恐らくインターネット業界人の決意だろう。

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