ファーウェイ独自「Harmony OS」がVer2.0ベータ版を公開 スマホ経由でクロスデバイス展開が可能に

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中国の通信機器大手ファーウェイは16日、自主開発したスマートフォン向けOS「Harmony OS 2.0(鴻蒙OS)」のベータ版を公開し、個人・法人を問わずアプリの開発ができるようになった。

現段階ではHarmony OS 2.0の設計は、同社のAndroidベースのUI「EMUI 11」に似ており、Anroidアプリと互換性を有する。今年9月に開催された年次開発者会議では、同社コンシューマー向け端末事業部のリチャード・ユーCEOがHarmony OS 2.0のリリースを予告。正式にオープンソース化することも明かしていた。現在の計画では来年4月からメモリ128MB〜4GBのデバイス向けに、10月からはメモリ4GB以上のデバイス向けに開放する。

これまでは主にIoT機器向けに用いられてきたHarmony OSだが、IoT分野ではある程度普及したため、今後はスマートフォンやその他のディスプレイ付き機器にも拡張していくという。これにより、1回アプリを開発すればマルチデバイス向けに展開できるようになる。

同社コンシューマー向け端末事業部でソフトウェア部門のプレジデントを務める王成録氏は、「Harmony OSの分散型アプリケーションフレームワークをベースにすれば、ライブコマースのクロスデバイス機能は1日もあれば開発できる。これが完成すると、ユーザーがライブを視聴する際には、スマートフォンから簡単に大きなディスプレイに遷移できる」と説明した。一例として、Harmony OSがあればショッピングアプリをテレビ画面で操作したり、冷蔵庫などのディスプレイを有する電化製品で操作したりできる。音声コンテンツアプリが多くの車載デバイスから利用できるようになったり、決済アプリが多くのスマートデバイスから利用できるようになったりもする。

将来的にはHarmony OSを通じて、スマート機器に搭載されたソフトウェアのアップデートも可能になる。例えば、購入時は果物専用だったジューサーが、後に野菜にも使えるようになるといった具合だ。今年はすでに「美的(Midea)」など複数の家電メーカーでHarmony OSが導入済みで、来年には40以上の主要ブランドの1億台以上の機器に搭載する目標を掲げている。
(翻訳・愛玉)

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