3Dプリント速度を百倍アップ、「清峰時代3D-FAB」がPre-Aラウンドで5000万元の資金調達
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国内3Dプリンター企業清峰科技3D-FABはが5000万元のPre-Aラウンド融資を獲得した。今回の融資では順為資本がリード投資を行い、北極光創投(Northern Light Venture Capital)と、複星国際も共同投資に名を連ねる。清峰時代3D-FABはかつて2017年度末に北極光創投と元始資本から数千万元のエンジェル投資を得ていた。
創業者姚志锋氏は36Krに、「これからは3D-FABはプリンタのデバックと最適化に、ハイテクテクノロジーの応用場面、更に寧波に初のオール・スマート・スーパー・ファクトリーを建設し、量産の安定確保と共に生産量の拡大に注力をする」と語った。
36krが以前に「3Dプリントの速度を百倍アップ、「清峰時代3D-FAB」が数千万元のエンジェルファンドを獲得、中国版Carbon 3Dになれるか?」という記事で清峰時代の3D-FABを取り上げていた。清峰時代3D-FABは2016年に創立され、主に自身が商標登録を持つ連続ハイスピードの3Dプリント技術の研究開発に取組み、3D印刷スピードを30-200倍上げることができた。
清峰時代3D-FABの3D印刷技術は光硬化技術に類似している。企業秘密であるため、具体的な原理について外部発表はできないと会社は話している。36Krが前に現場で印刷工程を実際に見た時には、印刷スピードは1分につき約1センチであった。
一般的には、3Dプリンターはハード、材料、ソフトなどの分野での研究開発から成る。さしあたって、チームは3つの場所に3つのオフィスを設置し、それぞれハード、材料とソフトの研究開発を担当する。ハード分野では、現在すでにロボットの開発を基本的に完了し、今年の年度末に量産できる見込みである。材料分野では、目下基礎印刷技術の開発が完了し、次に複合材料の開発に着手すると同時にニュータイプのCarbon3D光硬化構想を研究開発しているところである。
ハイスピードプリント技術の出現により、工業領域の量産化及び大規模応用を可能にした。前期チームは靴業界に注目し、産業チェーン関係企業にオーダーメイド靴底を製造するサービスを提供した。現在、清峰時代が靴工場と技術面での研究開発を進めている。海外のベンチマーク企業であるCarbon 3Dはすでにアディダスと排他的提携を開始し、ワールドワイド発の3DプリントシュールFuturecraft4Dをコラボレーション商品として世に送り出そうとしている。2020年に約500万足の量産計画を立てている。
ビジネスモデル上、清峰時代は金融クレジットの方式で設備を従来の企業にレンタルし、地域共有による生産製造サービスを提供している。ある土地に定着する第一歩としてスーパー工場を立ち上げ、それをモデル工場にしていく。
今のところ、清峰時代は既に30人ほどのチームとなり、その大多数は研究開発人員である。CEOの姚志锋氏は清華大学から卒業し、企業を次から次へと連続して立ち上げた連続創業者であり、3Dプリントコア技術の特許を多数保持し、以前にも3Dプリント会社を立ち上げたことがあり、SLA技術を搭載した小型3Dプリンターを研究開発した。創業チームメンバーには、台北責任者であるRobert Yao氏はアメリカカリフォルニア理工学院の電子工程博士で、主にサーボモーターの工業自動とPLC領域を専門としている。マッキンゼー・アンド・カンパニーのハイテクテクノロジーM&A高級顧問を担当し、企業の転向サポートをも行った。更に、Marvel, Intel, Hoyaなどグローバル有名企業のエンジニアを兼任した。卢伊丝氏はケンブリッジ大学の数学科を卒業している。李方為氏は清華大学の学士、修士、博士課程を卒業した。
現段階では、3Dプリンター業界では最も著名な企業はCarbon 3D以外ない。この会社はアメリカ国家科学院、アメリカ国家エンジニア院、アメリカ国家医学員三学院の院士のジョゼフ・デシモン教授兼CEOが創業し、2015年末にイノベーティブなCLIPプリンティング技術(連続液体界面成形)を発明し、伝統的な印刷機と比較すると、印刷スピードが25-100倍アップし、かつ印刷クオリティーはインジェクションパーツと匹敵でき、グーグルや紅杉資本から2.25億ドルの投資を獲得した。その後、スピード印刷技術が業界で注目され、ウクライナ企業を含めて類似のDemo製品を発売したが、技術及びビジネスの制約により、量産及び商品化には至らなかった。
