韓LG、インドネシアでリチウム電池へ約1兆円の投資 中国CATLに次いで

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インドネシア投資調整庁(BKPM)は韓国「LGエネルギーソリューション(LG Energy Solution=旧LG化学のバッテリー事業)」と、同国で電気自動車(EV)用バッテリーの生産事業に98億ドル(約1兆円)を投資するとの了解覚書(MOU)を締結した。 

Bahlil Lahadalia長官は、今回の取引には電気自動車のサプライチェーン全体への投資が含まれており、インドネシアは世界初の採掘からリチウム電池生産までEV用バッテリー産業を統合した国になるだろうと述べた。 MOUによると、EV用バッテリーの生産に使用されるニッケル鉱石の少なくとも70%をインドネシアで加工する必要があるという。インドネシアとしては、自国の豊富なラテライトニッケル鉱がリチウム電池の供給に利用され、最終的には世界の電気自動車生産・輸出ハブの重要な役割を担うことを期待している。

先月、インドネシアは中国動力電池最大手の「寧徳時代(CATL)」と、50億ドル(約5140億円)を投資してリチウム電池工場を建設することで合意している。

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