百度(バイドゥ)国際事業部が独立分社化し名称を新たに、グローバル広告事業へ軸足

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百度(バイドゥ)国際事業部が独立分社化し名称を新たに、グローバル広告事業へ軸足

36氪独家|离开百度的“百度国际”,换了新名称,重心拓展全球广告业务

离了百度的“百度国际”怎么样了?

此前,陆奇离职消息引发百度股价连跌后,百度随即在5月21日宣布,将原百度国际事业部一分为二,一部分整合百度AI团队,由新国际事业部担当百度AI出海拓展及落地;另一部分,打包全球移动应用及DAP广告平台业务,成立新公司小熊博望,后者将独立运营及融资。原百度国际事业部总经理胡勇担任CEO。百度的角色,由此更替为小熊博望的重要股东,百度在线及百度糯米共持股约45%。

分拆两个月时间,百度逐步厘清“移动”和“AI”两条主航道,小熊博望也在推动自身运营。36氪从知情者处获悉,小熊博望即将启用全新品牌名称——DO Global,现在小熊团队有300人左右,研发人员占三分之二。分拆后的小熊博望,将把重心放在全球移动应用开发和全球广告业务上,还与谷歌在移动广告方面达成合作。

小熊全球移动应用开发的业务,此前在旧百度国际时期,对应百度以工具型产品开拓海外市场的战略——这是百度探索延伸核心产品出海收效低后的转向,许多中国企业出海同样选择用工具类App,因为这类应用基本能消弭各种文化间的壁垒。按当时胡勇的思路是,通过工具型产品获取海外用户,了解市场并逐步商业化,同时开发新产品,形成正向循环。

现在,小熊博望的发展仍能看到当时的影子,工具型产品负责聚集用户,部分靠应用自身和内购付费,比如类美图秀秀的魔图App内收费的贴纸,另一部分则可通过接入小熊DAP全球移动广告平台,增加变现路径。

具体从现状看,小熊博望还在进一步扩展自身用户池,并尝试拓展原有网红营销之外的跨界营销方式。7月,小熊博望旗下录屏软件DU Recorder与手游产品《拳皇》欧美版合作,试图通过后者IP为应用吸引手游玩家。上述知情者告诉36氪,小熊博望目前还与东南亚游戏直播平台Tamago合作,在DU Recorder端整合直播。

在移动广告业务方面,36氪获悉,小熊博望旗下DU Ad Platform(DAP)移动广告平台已在6月中旬接进谷歌移动应用广告平台——AdMob。这意味着开发者可通过谷歌广告平台接入DAP,对DAP而言,将获得更多面向开发者的机会,开发者则能有更多变现选择。另外,DAP还将作为谷歌广告需求方平台(DSP)合作伙伴,借此扩大海外营销投放规模。不过,这方面谷歌之前在中国有过一些合作伙伴。

尽管有声音称,从百度分拆的小熊博望或将拥有更多独立自主性,获得更好发展,但小熊想通过现有业务赚钱还面临各方挑战。

站在全球市场角度看,Facebook和谷歌两巨头占据大部分市场份额,小熊博望较难提升市占率,不过此番与谷歌合作或将有利于海外市场拓展。

另外,在帮助中国开发者出海这条路径上,小熊博望面临的竞争依然激烈。从工具矩阵转向移动广告平台的还有猎豹、APUS等公司,它们一方面保持一定体量增速,另一方面为撑起更高黏性和高商业价值,在把应用朝社交化、内容化方面拓展,如猎豹移动有Live.me直播产品。原百度国际也探索过内容、社交方向的应用,现在小熊“继承”的有魔图、交友工具海聊等。

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百度(バイドゥ)から分社化した国際事業部はどうなるのか?

2018年5月、百度の最高執行責任者・陸奇(ルー・チー)氏の離職が報じられると、同社の株価は連続して下がり続けた。その直後、同月21日に百度は国際事業部を二分することを発表する。一部は百度AIチームに統合させ、新国際事業部として百度AIの海外展開を進める。さらに、グローバルモバイルアプリ事業と同社独自のモバイル広告プラットフォーム「DAP(DU Ad Platform)」事業は、新たに設立した「小熊博望科技有限公司(Little Bear Bowan)」へ移行した。元百度国際事業部総経理の胡勇(フー・ヨン)氏がCEOに就任し、同社は独自に資金調達し運営していく。百度の役割は、小熊博望の主要株主として子会社の百度糯米(nuomi.com)と合わせて約45%の株式を所有することだ。

小熊博望の分社化から2ヶ月で、百度は徐々に「モバイル」と「AI」を事業の2本柱として整え、小熊博望も独立運営を進めている。36Krが事情通から得た情報では、小熊博望は新ブランド「Do Global」を立ち上げる。同社の従業員は約300人、うち研究開発人員が3分の2を占めるという。グローバルモバイルアプリの開発とグローバル広告事業に重点を置き、さらにグーグルとモバイル広告事業での提携を模索している。

同社のグローバルモバイルアプリ開発事業は、かつて国際事業部時代にツール系製品で海外市場を開拓した戦略を踏襲している―これはバイドゥが主力製品の海外進出で期待ほどの結果を得られず方向転換を試みていること、また、多くの中国企業が海外進出の際にツール系アプリを使うという同様の選択をしている事に起因する。というのも、この種のアプリケーションは基本的に各国文化の違いを障壁としないからだ。当時の胡勇氏の考えは、ツール系製品により海外の顧客を獲得し、市場を理解してかつ徐々に商業化する。同時に新製品の開発をして、前向きな循環を形成するというものだった。

現在の小熊博望の発展にも当時の面影がうかがえる。ツール系製品で顧客を集め、部分的にはアプリケーションそのものとアプリ内課金に頼る。例えば「Meitu美図秀秀」などの写真加工アプリ内にある有料スタンプがその類だ。他には、DAPを通じて収益化する手法が増えている。

現状から具体的に見ると、小熊博望は更に一歩進んで自身のユーザープールを拡大しており、ネットアイドルを起用するという従来の手法以外で世界を跨ぐマーケティングを広く切り開いていこうとしている。7月からは小熊博望傘下の録画制作ソフト「DU Recorder」と携帯ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」欧米版がコラボし、後者のIP(知的財産)を通じてゲーマーを惹きつける計画だ。前述の事情通によると、小熊博望はさらに東南アジアのライブストリーミングソーシャルアプリ「Tamago」とも協力し、DU Recorder上でのライブ配信を調整中である。

36Krが知るところでは、小熊博望傘下のDAPは6月中旬にすでにグーグルのモバイルアプリケーション広告プラットフォーム「AdMob」と接触した模様だ。これは開発者がグーグルの広告プラットフォームを通じてDAPにアクセスできる事を意味し、DAP側からすればより多くの機会が得られ、より多くの収益化への選択も得られるという事だ。その他、DAPはグーグルの広告効果自動最適化ツール「DSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)」とも提携関係となり、これに乗じて海外マーケティング供給規模の拡大を図る見込みだ。

百度から独立した小熊博望はより自主性を得て、さらなる発展を遂げるだろうという声を聴くが、既存の業務で利益を上げるには各方面での挑戦に直面する事になるだろう。

グローバルマーケットという視点に立つと、フェイスブックとグーグルの二大巨頭が大部分の市場シェアを占めており、小熊博望がここに食い込むのは比較的困難だろう。しかし、グーグルとの提携により海外市場の拡大は有利になるとも言える。

その他、中国人開発者の海外進出を支援する過程においても、小熊博望が直面する競争は依然として激しい。ツールマトリックスからモバイル広告プラットフォームへと転向した企業にチーターモバイル(Cheetah Mobile)やAPUSグループ等がある。彼らは一定の規模と成長を保持する一方、アプリケーションをソーシャル化と内容の両方面で発展させている。例えば、チーターモバイルの動画ライブSNS「Live.me(ライブミー)」がそうだ。旧百度国際事業部も同様で、現在の小熊博望に至っても写真加工アプリ「魔図」、友だち作りアプリ「海聊」などで継承されている。

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