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バイトダンス、中高生向けの問題集検索サービスに参入 アプリで写真に撮ると1秒で解答

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動画投稿アプリTikTokを運営するバイトダンス(字節跳動)が、問題集の解答検索サービスに参入した。

「閃電捜題(Shandiansouti)」は数学、物理、化学、生物などの問題を写真に撮ると1秒で解答を得られる小中学生向けのアプリだ。

同事業を運営する会社の2人の役員は、バイトダンスの社員でもある。同社はほかにも0~6歳の乳幼児向けに英語学習アプリも開発している。

オンライン教育をめぐる競争は白熱している。集客コストが上昇する中、解答検索のようなツールアプリは集客コストが低いために「作業幇(Zuoyebang) 」、「猿補導(Yuanfudao)」、「好未来(TAL)」など多くのオンライン教育サービス企業が取り入れている。

バイトダンスの参入により、競争激化は必至だ。

解答検索サービスに加えオンライン自習機能も提供

閃電捜題の主な機能は解答検索とオンライン自習室だ。

アプリに入る前に、ユーザーは身分(学生、保護者、先生)および学年を選ぶ。現在このアプリは小学生から高校生に対応している。

学生ユーザーが解けない問題の写真を撮るとすぐに解答を検索でき、複数の候補があれば並べて表示される。また、解答がなければ一定額が補償として支払われる。同時に、プラットフォームでは答案のない問題の解答作成者を募集していて、報酬は2~5元(35~85円)だ。

現在同アプリは問題数が豊富にあるわけではなく、解答作成者を募集中だ。

自習室機能は少人数クラスの授業形式で、毎日一定時間無料で開放している。座席ボタンをクリックすれば他のユーザーと一緒に自習し、先生にオンラインで質問することもできる。自習した日数と時間はトップページに表示される。

このほか、アプリ下部にある「学習」機能では、自主学習用に補習問題を用意している。

同質化が進む解答検索市場において、バイトダンスはさらにオンライン自習室や出題機能を加えてユーザーの需要に応え、ユーザーの忠誠度を高めている。

当然、ダウンロード数でみると新規参入者である閃電捜題と大手のアプリとの差は大きい。

主な理由は、バイトダンスが大々的に宣伝を行っていないためだ。同アプリは現在河南省で試験中で、今後の全面的なリリースのための準備中だ。

解答検索サービスが熱い

オンライン教育の集客コストは上昇が続く。メディアの報道によると、2019年夏は業界全体で30~40億元(約510~680億円)、2020年夏は60億元(約1000億円)以上にコストが増加した。

オンライン教育各社は、ツールアプリから誘導する方法で集客コストを下げている。大手企業は、学習ツールとオンライン教育の他のサービスを連携させてユーザーの囲い込みを図っている。

大手教育企業が解答検索サービスなど低コストの教育ツールをリリースしたほか、インターネット大手の参入も相次いでいる。

2018年には中国ネット大手ネットイース(網易)、テンセント、2020年にはアリババが参入。バイドゥ(百度)の解答検索機能も利用が伸びている。

インターネット大手の参入は、オンライン教育業界の成長潜在力と市場の有望性を示している。膨大な需要が存在し、規模拡大が予想される市場であり、インターネット企業にとっては広告、EC、ゲームに次いで収益を支える事業となるだろう。

(翻訳・二胡)

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