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アクセサリー業界のZARAを目指す「ACC」、年内に500店舗オープン予定

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会員制のカジュアルアクセサリーブランド「ACC超級飾(ACC Chaojishi)」が1億ドル(約109億円)あまりの資金を調達した。リード・インベスターは「蘭馨亜州投資集団(ORCHID ASIA)」、コ・インベスターはシャオミ(小米)、「順為資本(Shunwei Capital)」。調達した資金はブランド構築、システム開発、人員拡充、サプライチェーン構築などに充てられる。

ACC超級飾は2020年に設立され、流行に合わせたアクセサリーやファッション小物などを扱っている。現在は100-300平米の大型店舗を中心に販売を行っている。店舗によって内装デザインが異なり、商品点数は1万点以上に達している。

現在運営されている店舗は80店を超えており、5月には新たに50店がオープンする予定、今年中には500店に達する見込みだ。今後は毎年500店以上のペースで出店を行い、2023年末には少なくとも1500店程度に店舗数を拡大し、IPOを目指す。また今年末からは海外展開にも本格的に力を入れていく。

アクセサリー業界の「ZARA」を目指す

商品購入のために並ぶ若者

ACCはアクセサリー業界の「ZARA」を目指しており、15~30歳ぐらいまでのいわゆるZ世代といわれる若い女性層をメインターゲットとしている。最新の流行を取り入れながら短いサイクルで新商品を出していくことで、ユーザーの消費需要を満たしブランドの鮮度を保っている。ACCが行ったユーザー調査によると、74%のユーザーがアクセサリーを月1回以上購入すると回答している。Z世代の女性たちにとってアクセサリーは消耗品になりつつある。

「ZARA」に匹敵する能力

ACC超級飾が「ZARA」に例えられるのにはいくつかの理由がある。

1つめは新規出店のスピードだ。ACCを手掛ける「深圳市超極飾科技」は、これまでにインテリア・雑貨用品ビジネスをグローバルに展開しており、そのネットワークがACCの加盟店システムを全世界に急速に展開していく能力の源となっている。

2つめはシステムとデータ管理能力だ。ACCは約300人の技術チームを抱えており、トップレベルの小売りシステムの設計から最適化、プロセス管理までを自社でまかなえる能力を持っている。業務内容の変化に伴いシステムアーキテクチャを最適化し、業務に対して効率的なサポートを提供することで、システムとデータに基づいたビジネスモデルを実現できる。

3つめはサプライチェーンの管理能力だ。ACCのチームは製品開発、サプライチェーン管理において17年あまりの経験がある。6つの工場と生産ラインを持ち、生産面積は15万㎡近くあるほか、3000~4000人の工員を抱えている。これまでにシャオミ、会員制スーパー「コストコ(Costco)」、雑貨チェーン「名創優品(MINISO、メイソウ)」、ディズニーなどのサプライヤーとして生産を行い、デザイン、生産、製造、コスト管理、品質管理において十分な経験がある。

「アクセサリー商品は売れ行きが良く、市場も大きい。競争においてはリソース、スピード、資金力などが物を言い、体力を持っている企業がより有利となる。しかし、結局は総合的な運営効率向上や消費者に向けた新しい価値の創造を継続できる企業が生き残っていく」ACC超級飾の共同創業者である王傑賢COOは、業界をこのように分析している。

今回の出資でリード・インベスターを務めた蘭馨亜州投資集団の王珏董事長は「100元(約1700円)前後のファッションアクセサリーはユーザーの消費需要を満足させ、新しい時代の主流になりつつある。ACC超級飾はショッピングモールなど人通りの多い場所で、ZARAのような『大規模店舗+ファストファッション』という体験型の消費モデルを展開している。これは消費者ニーズに合致した高効率の販売チャネルであると私たちは考えている。同時に私たちは江蘇省、浙江省や華南地域のアクセサリー産業地帯を訪問してリサーチを行い、サプライチェーン側も『小ロットで新しい製品を短いサイクルで生産する』というモデルに対応できることを確認した」と述べている。

さらに同氏は将来の展望について「ACC超級飾はアクセサリー商品を集中的かつ効率的に販売し、質の良い製品を消費者に届けることで、消費者に新しい購入体験をもたらすことを期待している。ACC超級飾がアクセサリー商品を集中的に取り扱う中で、将来的には独立したアクセサリーブランドを生み出す土壌となることを期待している」と述べた。
(翻訳・普洱)

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