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格安EC「拼多多」のユーザー数が8億人突破 アリババを抜いて首位維持ー21年1~3月期

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共同購入型の格安EC「拼多多(Pinduoduo)」は26日、2021年第1四半期(1~3月)の財務報告書を発表した。

売上高は前年同期比239%増の221億7000万元(約3800億円)で、市場予測の197億1400万元(約3400億円)を上回る好業績となった。営業損失と純損失も縮小している。Non-GAAPベースで普通株主に帰属する純損失は同67%減の18億9030万元(約320億円)、調整後純損失は同24.6%減の29億500万元(約500億円)だった。

決算を受けて、拼多多の株価は取引開始前に3.5%以上値上がりした。

今四半期の売上高を押し上げたのはオンラインマーケティングサービスの増収だ。同事業の売上高は前年同期から157%増加して141億1150万元(約2400億円)となった。拼多多プラットフォームに出店する事業者は累計860万店を超え、依然ハイペースで増加を続けている。また総額100億元(約1700億円)の補助金キャンペーン「百億補貼」に参加した公式旗艦店は10倍以上に増加しており、小型家電ブランドの旗艦店だけでも前年同期に比べて600店以上が新規出店している。

拼多多は今年1月から補助金対象の出店業者から手数料を徴収し始めた。手数料は1~3%で、商品カテゴリやブランドランクに応じて変動するものの、大手ECモール「天猫(Tmall)」の手数料と比べると半分の水準だ。今四半期の商品販売の売上高は売上高全体の23%を占める51億2410万元(約880億円)で、前四半期からほぼ横ばいとなった。

純損失は縮小したものの、マーケティング費用は依然として高止まりしている。今四半期は優良商品に対する割引や対象範囲を拡大したため、販売およびマーケティング費用が前年同期比78%増の129億9740万元(約2200億円)に膨らんだ。とはいえ、このキャンペーンが利用者のスティッキネスの向上に貢献していることは間違いない。拼多多の「百億補貼」ページのアクティブユーザー数は1億人を超えており、1日当たり1000万人以上が購入に至っている。

今年3月末時点で、拼多多の年間アクティブユーザーは前四半期から3580万人増加して8億2380万人となり、初の8億人突破となった。ユーザー数、増加率ともに業界トップを維持している。拼多多アプリの平均月間アクティブユーザー(MAU)は前年同期比49%増の7億2460万人だった。調査会社QuestMobileの調べた中国インターネットの平均MAUの増加率が、過去1年間でわずか1.7%だったことからすると、拼多多アプリのMAU増加率はその28.8倍となり、いかに驚異的な数字かがよくわかる。

農産物に関しては、引き続きインフラ型プラットフォームの建設に力を注いでいるほか、国内外でトップクラスの研究機関や研究チームなどと提携して研究を進めており、科学的農業、農業用ロボット、スマート農場、未来型食品などの分野にさらなる投資を行っている。
(翻訳・畠中裕子)

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