嫌なら会社は辞めてもいい。今すぐ職場を去るべき6つの基準
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会社を去ることは誰しも苦しいものだが、問答無用で離職すべきケースもある。米ビジネス誌FAST COMPANY(電子版)に掲載されたコラムは、迷わず離職すべき6つのケースを挙げた。
「退職には大きなエネルギーか相当の理由が必要です。誰もが変化を好むわけではありません」デラウェア大学キャリアサービスセンターのJill Gugino Pante氏はそう語る。また、再就職支援などを手がけるコンサル企業Keystone Associates副総裁でキャリアコーチのDave Denaro氏は「ただ何となく仕事を辞めたいと夢想しているのか、それとも真剣に退社を考えているのか。両者には明確な差があります」と補足する。具体的には以下のような場合には、即座に辞めるべきだ。
1.出勤日の朝、起きられない
仕事が辛い、つまらないというのはよくあることだが、それはたいてい一時的なものだろう。しかし、毎朝ベッドから出られないほど辛いと感じているならぐずぐず悩んでいる暇はない。女性の働き方についての著書もあるキャリアコーチのホーリー・キャップラン氏は、「何の励みにもならない仕事を無理に続けていると、自己肯定感が感じられなくなります」としている。
2.職場の人間関係が最悪
財務・会計関連人材エージェンシーAccounting Principalsと人材サービスのAjilonが実施したアンケートでは、回答者の3分の1が退職したい理由に職場の人間関係を挙げていた。複数の上司や同僚との関係が不健全で、退社後の時間も欝々としてしまうような深刻な状況なら転職を考えた方がよい。
3.仕事へのやる気や向上心を失った
新しいスキルを学びたい、業界の動向を把握していたいといった気持ちに欠けるときは、自分の仕事を見直してみるとよい。やる気や向上心を失った状態を長く放置していると、キャリアに影響する。未来の就業機会を逃し、もし転職に成功したとしても新しい就業環境やスキルへの適応力も衰えているだろう。ガス欠になった車と同じだ。
4.具体的な評価を得られない
マネジメント・コンサルティングファームKuczmarski Innovationの共同創業者で社会科学者のスーザン・クスマースキー氏によると、従業員に自信を与えるような具体的なほめ方ができない上司の下では、仕事のモチベーションや向上心は湧かないものだ。自分の仕事の何が、どのように評価を得たのか知る機会がなければ成長や生産性にはつながらない。
5.離職率が高い
職場の上司、同僚に恵まれ、会社への帰属感があれば、多くの人は転職を考えたりしない。また、仕事とプライベートのバランスが取れていて、言動に一貫性のある上司がいる職場は安定感がある。反対に、同僚が頻繁に入れ替わるような職場は、体制そのものに問題があると考えられる。
6.職場での役割を失った
プロジェクトマネジメントを手がけるRoeder Consultingの総裁Tres Roeder氏は、何らかの外的要因で所属する部署や自分の存在感が薄れたときは離職を考えるべきだとしている。仕事はあってもその将来性が望めず、上層部にアピールしても届かない場合、自分の能力を必要としてくれる職場に移るべきだ。(翻訳・愛玉)