テンセント・ミュージックをIPO延期に追い込んだ三重苦
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騰訊(テンセント)の音楽配信子会社テンセント・ミュージック・エンターテインメントが世界の株価急落の影響で、新規株式公開(IPO)の準備をストップした。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が事情に詳しい人物の話として報じた。
関係者によると、テンセント・ミュージックは今週からロードショーを予定し、IPO価格の議論に入っているが、米国市場の株価急落を受け、数週間様子を見ることにしたという。本来、10月22日としていた上場日は、11月に延期される見通し。
9月には中国企業の蔚来汽車(NIO)、趣頭条(Qutoutiao)が米国で上場したが、貿易摩擦の影響が懸念されている。先週の株価急落、テック株不振が追い打ちとなり、テンセント・ミュージックも計画を見直さざるを得なかったようだ。
テンセント・ミュージックのライバル、Spotify(スポティファイ)の時価総額は現在274億ドル(約3兆円)で、1カ月足らずで40億ドル以上減少した。
(翻訳・浦上早苗)