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【新華社北京9月27日】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の中国法人、大衆汽車集団(中国)が安徽省合肥市に建設するバッテリーシステム工場がこのほど、本格的に着工した。同工場はVWが中国で完全出資して建設する一つ目のバッテリーシステム工場となる。新工場の敷地面積は4万5千平方メートル以上で、2023年下半期(7~12月)の稼働を目指す。
建設当初の高電圧バッテリーシステムの生産能力は年間15万~18万セットとなる見通しで、製品は全て、同社の電気自動車(EV)専用車台「MEB」を採用した車種を生産する大衆安徽MEB工場に供給される。中国法人は25年までに、新工場と関連施設の整備に1億4千万ユーロ(約182億円)を投じる計画だ。
VWは、新工場を大衆安徽MEB工場の近くに建設することで、物流効率を向上させ、コストを削減し、EVの発売ペースを速められると説明した。新工場は、ドイツ・ブラウンシュヴァイクに建設した完全出資のバッテリー工場や中国天津市の部品工場と相乗効果を発揮する見通し。工場の稼働までに、新工場は約200人を雇用するという。
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