中国バイドゥ、鉱山用トラックの無人化実証応用成果を発表

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中国バイドゥ、鉱山用トラックの無人化実証応用成果を発表

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【新華社北京】中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)の自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」は10月12日、石炭採掘から発電までを一体的に手掛ける華能伊敏煤電と共同で、鉱山用トラックの無人化実証応用成果を正式に発表した。

今回発表された成果は、ワイドボディトラックやダンプトラック、補助車両など鉱山車両の「自動運転」「採鉱作業の自動化、スマート化」を切り口とし、高まり続けている鉱業の安全性と効率性の要求をさらに満たすものとなっている。具体的には、鉱山用トラックに自動・無人運転、作業のスマート化などを実現する機能を採用することで、安全上の潜在的なリスクが根絶できず、生産性との両立が図れず、環境保全に関する持続的な投資を必要とし、採鉱作業のスマート化の度合いが低いといった国内の鉱業界が抱える複数の悩みを効率的に解消することが可能になる。

アポロは9月以降、幹線輸送や鉱山での採掘など潜在的需要の高い複数の重要分野で取り組みを強化し、自動運転事業を継続的に拡大している。9月12日、アポロの自動運転配車サービスプラットフォーム「蘿卜快跑」が上海市で無人タクシー(ロボタクシー)サービスを開始。同17日にはバイドゥなどの出資で設立され、スマート大型トラックの開発・製造を手掛けるDeep Wayが幹線輸送市場向けに新エネルギー車のスマート大型トラック「星途1代」を発表。幹線輸送での無人運転を早速実現した。こうした取り組みを経て、バイドゥは自動運転の応用において、乗用車、オンライン配車サービス(蘿卜快跑)、商用車(ロボバス)、高速大型トラック(Deep Way)、鉱山用トラックという「5輪駆動型」の多角的な体制を整えている。

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