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【新華社北京10月20日】中国ブランドのスマートフォンが中南米市場で売れている。同地域ではファーウェイ(華為技術)や中興(ZTE)、栄耀(HONOR)、小米(シャオミ)、OPPO、vivo、OnePlus(一加)、realme(真我)などの中国ブランドがすでに展開。調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが発表したスマホ出荷統計によると、OPPOはメキシコ市場で第3位、シャオミはペルー市場で首位、コロンビアとチリで第2位につけている。
中国ブランドは中南米地域で競合関係にあるものの、ターゲットとする顧客にはそれぞれ違いがある。中国ブランドに対する現地の消費者の評判は高く、後からやってくるブランドの同市場での普及を支えている。中国ブランド各社は中南米市場で高い相乗効果を見せている。
シャオミ中南米現地法人の陳炳旭総経理は、新興スマホ市場である中南米の消費者は品質とコストパフォーマンスが高く技術が進んだスマホを求めているとし、価格が手頃で品質が優れた製品と行き届いたサービスを提供し消費者の実際の需要に応えることが中国ブランドの中南米での成功につながるとの見方を示した。
ペルー国立サンマルコス大学アジア問題研究センターのマリア・オステルロ研究員は、中南米のスマホ市場ではシャオミやOPPO、vivoなどの中国ブランドが急速に伸びているとし、中国スマホは価格が手頃でコストパフォーマンスが高く品質やデザインも日に日に向上していると評価。中南米の消費者はスマホによるインターネット接続需要が高く、参入したばかりの中国スマホは将来、ますます消費者を集めるとの見解を示した。
中国のスマホメーカーは海外市場の開拓で「品質第一」を掲げ、研究開発の強化や技術・デザインの向上に取り組み、作られた製品は、単なる「中国製」から「スマート化した中国製品」へと変化を遂げつつある。
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