テンセント・ミュージック、独占配信契約放棄後も成長維持 21年7-9月売上高1390億円超

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テンセント傘下の音楽配信サービス「テンセント・ミュージック・エンターテインメント (TME、騰訊音楽娯楽集団)が、2021年第3四半期(7~9月)の財務報告書を発表した。売上高は前年比3.0%増の78億1000万元(約1392億円)、同社の株主に帰属する純利益は7億4000万元(約131億円)で、前年より35%近く減少した。

音楽配信サービスの収益は前年より24.3%増加し、サブスクリプションによる収益は、前年比30.2%増の19億元(約338億円)、有料配信サービス利用者数は前年比37.7%増の7120万人だった。

今四半期は、同社が当局の規制によって、楽曲の著作権者に対し、音楽の独占配信契約を放棄した直後の四半期となる。そのため市場は、同サービスのユーザー数が減る、あるいは伸びが鈍化するか否かという点に注目していた。これに対して、テンセント・ミュージックは「規制環境の変化や業界間の競争は業績に影響するものだ。われわれは今後も引き続き、音声ライブ配信やバーチャルライブ配信スタジオを通じて、ソーシャルエンターテインメントサービスをより魅力的なものにしていくつもりだ」と述べた。

 

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