中国1位のオンラインチケット販売「猫眼娯楽」が香港で上場

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中国1位のオンラインチケット販売最大手「猫眼娯楽」が香港で上場

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中国のオンラインチケット販売最大手「猫眼電影(Maoyan)」を運営する「猫眼娯楽(Entertainment Plus)」が2月4日に香港証券取引所に上場した。

初値は14.82香港ドル(約208円)をつけ、公開価格の14.80香港ドル(約207円)とほぼ同額だった。しかし、1時間後には14.04香港ドル(約197円)と公募割れした。

IPO目論見書によると、公募に応募しているのは「IMAX HongKong」、「微光創投(Welight Capital)」、華揚聯衆(Hylink Digital Solutions)傘下の「華揚投資(Hylink Investment)」、「Prestige of the Sun」、シャオミ(小米科技)傘下の「Green Better」。また、猫眼娯楽の主要株主は「北京光線伝媒(Beijing Enlight Media )」(持ち株比率48.8%)、「北京微影時代科技(Beijing Weiying Technology)」(同20.62%)、「テンセント(騰訊)」(同16.27%)、「美団点評(Meituan Dianping)」(同8.56%)、同社CEO鄭志昊氏(同2.0%)だ。

2018年1~9月期に猫眼娯楽の売上高は30億6200万元(約499億円)に達した。売上総利益は19億6200万元(約320億円)、売上総利益率は64.1%。うち、オンラインチケット販売事業の売上高が18億3100万元(約298億円)で59.8%を占め、エンターテイメントコンテンツサービス事業は9億1000万元(約148億円)で29.8%だった。

しかし、昨年9月末時点で、同社の営業損失は1億4100万元(約23億円)だった。

2017年に微影北京時代科技と合併してから、同社は関連事業の統合を進めてきた。事業の統合が進むにつれ、オンラインチケット販売業界はテンセントと美団点評がバックアップする同社と、アリババ系の「淘票票(Taopiaopiao)」との一騎打ち状態に入った。

2017年初め、アリババ・ピクチャーズ(阿里巴巴影業)が「オンラインチケット事業の覇権争いは3年以内に結果が出る」としてからすでに2年が経過したが、今回の猫眼娯楽の上場で競争が再び激化するとみられる。市場調査機関「艾瑞咨詢(iResearch Consulting)」の調べによると、2018年9月末時点で同市場のシェアは60%以上を猫眼娯楽が占めている。月間アクティブユーザーは平均1億3460万人に上った。

今回の上場は、猫眼娯楽にとって最良の時機ではないかもしれない。ただし、キャッシュフローや利用者数の伸びに限界が見えてきた中で、不可避だったとも言える。資本市場が冷え込む中、ステークホルダーのテンセントや美団点評にとっても、猫眼娯楽をポートフォリオに入れて、自社の株価や評価額を引き上げるための材料としたいとの事情があるだろう。
(翻訳・愛玉)

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