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自動運転スタートアップの「元戎啓行(DeepRoute.ai)」がこのほど、視覚障がいがあっても利用できるバリアフリー仕様の自動運転タクシー(ロボタクシー)を打ち出した。
視覚障がいのある調律師Yさんは5月初め、広東省深圳市内で同ロボタクシーの体験乗車に参加した。Yさんはスマートフォンの自動読み上げ機能を利用し、手馴れた様子でWeChatのミニプログラムから乗車申請を終えた。音声ナビゲーションに従って指定の乗り場に到着すると、ロボタクシーのスピーカーから流れる「お車は到着しております。ご乗車ください」というアナウンスを頼りに車両の位置を確認し、Yさんは盲導犬と共にロボタクシーに乗り込んだ。音声ガイダンスに従って本人確認を済ませると、ロボタクシーは目的地に向かって発車した。
中国には約1700万人の視覚障がい者がいる。タクシーを利用したくても空車をすぐに見つけられないこともある。盲導犬との乗車を拒まれることもある。多くの視覚障がい者が外出を控えざるを得なかった。深圳市内を走る車内で、Yさんは「夢がようやく実現した」と笑みを浮かべた。
自動運転技術がさらに発展し、より多くの視覚障がい者が自由に外出できるようになることが期待されている。
(36Kr Japan編集部)
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