中国、21年も世界最大のリチウム電池消費市場に CATLとBYDで国内シェアの7割以上

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中国工業情報化部傘下の中国電子信息産業発展研究院(CCID)がこのほど、「2021年中国リチウム電池産業発展指数白書」を発表した。同白書によると、21年の世界のリチウムイオン電池の市場規模は545ギガワット時(GWh)で、中国がその半分以上を占めた。同年末時点の中国の動力用電池の生産能力は世界の約7割を占め、世界のリチウム電池メーカー上位10社のうち6社が中国企業となっている。

中国国内のリチウム電池産業の市場規模は、17年の4倍となる324GWhに達した。うち、車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)と電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)が市場シェアの大半を占め、覇権を争っている。

中国汽車動力電池産業創新連盟が5月11日に発表した22年4月の「中国国内動力電池搭載量ランキング」によると、1位は寧徳時代の5.08GWhで市場シェアは38.28%、2位はBYDの4.27GWhでシェアは32.18%だった。この2社が7割以上のシェアを占めた。

(36Kr Japan編集部)

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