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米電気自動車(EV)大手テスラはここ1年近く、インド市場参入にあたって、まずは自社製EVの輸入・販売事業を展開したいと切望してきた。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、「インドはEVに対して、ほぼ世界最高の関税を課している。テスラは1年近くにわたって関連省庁に関税引き下げを求めてきた」と述べている。
しかし、この交渉は暗礁に乗り上げたとみられる。テスラは依然としてインドでの投資に関する具体策を発表していない。インドのモディ首相が掲げる製造業振興策「メイク・イン・インディア」と相反するためだ。同振興策は地元製造業の強化と雇用拡大を目指している。インド政府がテスラに求めているのは現地工場の設立で、輸入販売ではない。
マスク氏はこのほど、インドでのEV販売およびサービスの許可が下りるまでは、インドにEV製造工場を設置しない意向を明らかにした。
テスラは現在、米国のネバダ、ニューヨークおよびテキサス、中国の上海、ドイツのベルリンにギガファクトリーを構えている。
(36Kr Japan編集部)
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