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生活関連サービス大手の「美団(Meituan)」が6月2日、2022年1〜3月期の決算を発表した。各事業が着実に成長し、売上高は前年同期比25%増の463億元(約8800億円)に達した。
同社は引き続き「小売+テクノロジー」戦略を推進し、主要分野のテクノロジー開発に対する投資を増やしている。研究開発費は前年同期比40%増の49億元(約930億円)と売上高の約11%に上った。また、着実な事業発展戦略が功を奏し、純損失は36億元(約680億円)と前年同期比・前期比共に縮小した。
新型コロナウイルスの再流行などを背景に、フードデリバリーサービス「美団外売」の売上高は242億元(約4600億円)に増え、取引件数は33億6000万件に達し、利用者数・利用頻度共に安定した伸びを示した。
日用品宅配サービスの「美団閃購」も順調に発展し、受注件数は前年同期比で約7割増となった。美団閃購は現在、中国各地の大都市から小都市まで2800カ所以上をカバーし、6億人以上の消費者に「30分で何でも届ける」サービスを提供している。同サービスは、スーパーマーケットチェーンや各種小売店が事業を拡大する際の主要チャネルの1つにもなっている。
(36Kr Japan編集部)
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