フィンテックの「数禾科技」がシリーズBで33億円調達、新浪が出資

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フィンテック企業の「数禾科技(shuhegroup.com)」がこのほど、シリーズBでネットサービスの老舗・新浪(Sina)から3000万ドル(約33億3000万円)を調達したことが分かった。

数禾科技は2015年8月設立。中国で最も初期からクレジットカード利用者にオンラインでの消費者信用サービスを提供するフィンテック企業のひとつだ。中心メンバーは主に招商銀行クレジットカードセンターとその他金融機関出身者で構成されている。

2015年以降、新規顧客による利益、消費のグレードアップ、フィンテックなど複数の要因が消費者金融の誕生を促した。この新業態によって無数の新たな消費シーンが生み出され、オフライン・オンラインの双方で消費者金融のニーズが急増した。産業情報サイト「中国産業信息網(www.chyxx.com)」によると、2017年末時点で中国居住者部門の消費者信用規模は9兆5000億元(約152兆円)に達している。2008~2017年の消費者信用規模の年平均成長率は41%で、市場は急速に拡大している。

数禾科技の主力商品は消費者金融サービスアプリ「還唄(huanbeiloan.com)」だ。都市部のホワイトカラーを対象に、クレジットカードの支払いと商品購入代金の分割払いサービスを提供する。同サービスは従来の分割払い方式とは異なり、オンラインで全ての手続きを行い、24時間いつでも申請可能。サービス開始から3年以上経ち、今では登録ユーザー数が2500万人を上回り、取引件数も660万件を超えた。

同社の創業者兼CEOの徐志剛氏は、今回の資金調達後も引き続き顧客獲得、商品運営、リスク管理及びデータと技術の面を拡充していく考えを示した。

出資者の新浪は中国で最古参のインターネット企業のひとつだ。新浪側は今回の出資について、以前からフィンテック分野の将来性を見込んでいたことに加え、数禾科技の業界における確かな実務能力、金融部門メンバーのバックグラウンドと成長性を評価したと説明している。

今後、新浪と数禾科技はデータ、トラフィック、技術、商品など多方面で緊密に協力していく。新浪では情報、ソーシャルネットワークサービスから製品まで自己完結型のサービスを構築し、リテンションを向上させ、ユーザー体験のさらなる最適化を図る。

徐氏は今回の出資で数禾科技の発展が促されるとし、「開拓、発展できる協力モデルを共同で確立し、慎重にリスクをコントロールした上で、ユーザーに適度で便利、かつ効率的で普遍的な金融サービスを提供する」との方針を示した。(翻訳・池田晃子)

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