EV充電サービスの「能鏈智電」、米ナスダック上場 

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EV充電サービスの「能鏈智電」、米ナスダック上場 

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エネルギーサービスプロバイダ(ESP)「能鏈集団(NewLink ​​Group)」傘下で電気自動車(EV)向け充電サービスを手掛ける「能鏈智電(NaaS)」が6月11日、米ナスダックに上場した。ティッカーコードは「NAAS」。今年、米国で上場した中国企業は3社目で、充電サービス会社としては初となる。

能鏈集団は2016年に設立。石油、電力、水素、ガスなど、広くエネルギーを扱う。NaaSのほかにも、ガソリン供給プラットフォームの「能鏈団油」、充電スタンドプラットフォームの「能鏈快電」、クラウドサービスの「能鏈雲」、総合エネルギーステーションの「能鏈総合能源港」などの事業を展開している。

NaaSは21年末時点で中国288都市に事業を広げ、充電スタンド29万基を運営している。うち公共のDC(直流)急速充電スタンドが20万基以上と、中国本土の公共DC急速充電スタンドの51%を占めている。同年の充電サービス提供件数は5500万件、充電量は12億3300万キロワット(kWh)で、中国の公共充電スタンドで充電された量の18%を占めた。

今回の上場は、オンライン教育の「瑞思教育(RISE Education)」と合併したことで実現した。NaaSは22年2月、瑞思教育(RISE Education)」と合併契約を締結した。瑞思教育は5月31日、NaaSの2年分の財務データを米国証券取引委員会(SEC)に提出し、ナスダックにティッカーコード変更などの申請を行った。

中国のコンサルティング会社「灼識咨詢(China Insights Consultancy)」のリポートによると、NaaSは19年にEV向け充電サービスの提供を開始している。サードパーティの充電ステーション事業者に提供した充電量や、同社のネットワークに接続している急速充電ステーションの数を考慮すると、NaaSはすでに中国最大級のEV充電ネットワークの1つとなっている。

(36Kr Japan編集部)

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