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米アップルが生産能力の一部を中国からベトナムに移す中、同社製品の製造を受託する「富士康科技集団(Foxconn Technology Group)」(以下、フォックスコン)が、人材争奪戦に巻き込まれていることが分かった。
フォックスコン董事長の劉揚偉氏は6月11日、中国の競合他社が同社のベトナム工場付近で事業を立ち上げ、従業員の引き抜きを図っていると指摘。具体的な企業名は伏せたが、「このような行為は容認できない」と主張した。
フォックスコンのベトナム工場は、アップルにとって中国以外では最大の製造拠点だ。従業員は約6万人で、今後も増員を計画している。
ベトナムでフォックスコンと競合する中国企業は、AirPodsを製造する「立訊精密工業(ラックスシェア)」 と「Goertek(ゴアテック)」、iPadの製造を準備中の「比亜迪電子(BYDエレクトロニック)」の3社となっている。
(36Kr Japan編集部)
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