バイトダンスが百度に挑戦 検索事業に進出

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バイトダンスが百度に挑戦 検索事業に進出

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ニュースアプリ「今日頭条(Toutiao)」やTikTokを運営する「バイトダンス(字節跳動)」が検索事業へ進出していたことがわかった。

バイトダンスに近い関係者によると、同社は2017年末に検索エンジン「360捜索(360 Search)」の元プロダクトマネージャー・呉凱氏を検索事業の責任者として迎えたが、それを発表していなかった。この件について36Kr編集部は同社に問い合わせているが、現時点で回答は得られていない。

バイトダンスは2年近く前から検索事業の準備を始めていた。

情報筋によると、バイトダンスは2017年に今日頭条のアプリを中心に検索事業を開始した。 現在では、基本的なサイト内検索機能に加えて、今日頭条のアプリ上で多くの外部サイトのコンテンツを検索することができる。機能については、「百度(バイドゥ)」や360捜索など他の検索エンジンと差はない。

この2年間、検索の雄である百度はモバイルアプリのニュースフィードやショート動画などコンテンツへの投資を強化し続けてきた。一方、ニュースとショート動画に強みを持つ今日頭条も検索事業に進出した。両社ともトラフィックビジネスを行っており、インターネット広告という同じパイを分け合っている。そして今、出発点は異なる両社が同じ場所を目指そうとしているのだ。

今日頭条の検索進出に、百度は焦りを感じているという。それは今日頭条が検索事業を開始しただけでなく、すでにそれを商業化しているからだ。関係者によると、同社は今年初めから正式にリスティング広告を開始したという。

百度の検索連動型広告の入札ロジックは、価格が高いほど広告の掲載順位が高くなるというものだ。一方、今日頭条のロジックは、価格が高いほどより高度なユーザーマッチングが適用される。つまり、そのトピックに興味があるユーザーにリーチする可能性がより高いのだ。

今日頭条は、これまで運営してきたニュースフィードを通じ、個々の興味・趣味などに関連する大量のユーザーデータを蓄積してきた。これらのデータはそのまま検索広告に流用することができる。したがって広告主は、両社間の広告価格がそれほど大きく変わらないのであれば、今日頭条を選択する可能性が高くなる。 百度が警戒するのも当然である。

周知のとおり、バイトダンスは収益力の高い企業だ。ブルームバーグによると、2018年の同社の広告収入は約550億元(約9000億円)で、年初に設定された500億元(約8200億円)という目標を超えた。 2017年に150億元(約2450億円)だった広告収入は、1年で3倍以上に成長したことになる。

バイトダンスは今年、売上高1000億元(約1兆6000億円)以上という目標を掲げる。倍増を続ける目標を達成するには、検索事業や海外市場での収益事業化など新しい収益の源を常に探していく必要がある。

いずれにしろ、百度とバイトダンスの対決は避けられない様相だ。
(翻訳・神江乃緒)

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